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感想文は苦手ですが…。

今日はふたつ書きます。
映画『死神の精度』の感想文です。
バリバリのネタバレで。

この『死神の精度』3回観ました。
一回目は試写会にて、二回目は夫と、三回目は先週の土曜日に友人Sさんと。
試写会で観たときの感想として、公開前なので短くまとめてと
心温まる映画とだけしか書いていませんでした。
確かに心がほっこり温まる映画なんです。
でも初回に観たときには、失礼な言い方をすればそれだけかなと。
劇中、ターゲットに合わせて死神は姿を変えるので
そりゃあもう様々な金城武を堪能できるのです。
チンピラあり、もっさりした美大生風あり、すっきりした短髪あり、あああっ。
一緒に観た夫の感想としては、面白いけれど
君みたいなファンが小躍りして喜ぶ映画だな~と。あああ、確かに。
いろいろな金城君を見ることができるのは実際嬉しいです。

【だかしかし、金城君も今年は35歳】
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ファンタジックな映画よりも、深みのある人間ドラマに出演してほしいと願う私。
もともと中華映画が好きなこともあり『投名状』の方に期待を移していました。
そんなわけで、この映画は2回くらい観て終わりかなと思っていたんです。
ただSさんも観たいと言ってくれたので、3回観ることになったのですが
回を重ねるごとに、この映画いい映画じゃとしみじみ思うようになってきました。
映画の感想を書くのが苦手なので、みゆこタンお願いよ♪ と人任せにしたのですが
自分なりの感想も残してみたくなってきました。

まずストーリーから。
死神の千葉(金城武)が現れるのは人間が不慮の死を迎える7日前。
7日間ターゲットを観察し、実行=死か、見送り=生かすか、を判定するのが死神の仕事。
時代は1985年。死神のターゲットは藤木一恵(小西真奈美)。
地味~なOLさん。
電機メーカーの苦情処理係勤務ということもあり、自分を指名して電話をかけてくる
しつこいクレーマーに悩まされているのです。
さらに一恵に暗い影を落としているのは、彼女の身近な人に死が多いという事実。
彼女が愛する人は皆死んでいく。
調査のために彼女に接触した死神の千葉すらも不審に思うほどです。
いつものように死神は実行の判定を下すはずだったのが彼女は見送りに。
彼女に執拗に付きまとうクレーマーの正体が、
音楽プロデューサーの大町(吹越満)だと知ったからです。
大町がたまたまかけた苦情の電話に応対した相手が一恵。
大町は一恵の声に惚れ込み、接触の機会を狙っていたのでした。
さらにここがポイント、死神は人類最大の発明品ミュージックを愛していました。
一恵の将来がミュージックとともにあるのなら…、
そんな気まぐれからの見送りだったのかもしれません。
この見送りの判定が後に出てくる時代の出来事も変えていきます。
再び一恵に巡り合ったときすべてがつながり、そのとき死神は…。
という感じでしょうか。わかりにくかったらごめんなさい。
わかりにくかったら是非観てみてください。無責任でごめんなさいね。

この映画は三話のオムニバスになっていて、少しずつ話がリンクしています。
大きなネタバレになってしまいますが
死の判定のために最終話で接触した老女は、過去に見送りの判定を下された一恵。
老女を演じるのが富司純子さん。
歌手として一時代を築き、結婚して子どもも授かったものの幸せも束の間、
やはり彼女に付き纏うのは身近な人の死。愛した夫を亡くし
もう誰も愛さないと決めた一恵は子どもすら捨て、静かに暮らしています。
このつながりがですね、伏線が多いので
観ている私たちにはすぐにわかってしまうんですよ。
最初はそこが物足りなく感じたというか、もうちょっとわかりにくいほうが
映画的なのではと思ったんです。
でもこの映画は謎解き的な要素を見せる映画ではないようです。
観客に提示されるのは

【君は死ぬことについてどう思う?】
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という何度か繰り返される死神の問いかけ。
最後に一恵なりの答えが示されます。
その答えに私たちはどのように自分の人生を重ねていくのか、何を思うのか、
観客に委ねていく映画。回を重ねて観るうちにそう思いました。

身近な人を次々と亡くする一恵の苦悩も深くは掘り下げられてはいません。
そこも最初は物足りなかった(笑)爽やかなんです。
今ちょっと私も昔のことをいろいろと思い出しているのですが
なかなか当時悩んでいたようには、うまく自分の心情をなぞっていくことは出来ない。
私ごときの体験と重ねるのもなんだかなと思うのですが
過ぎたことってそんなものなのかもしれない。
死神によって見送り判定を下された後の一恵がどのような人生を送ってきたのかは
私たちの想像に委ねられていて、最後に残されるのは
もう悔いはないという一恵の言葉だけだったりします。
死ぬことについてどう思う? という問いかけに
もう悔いはないっすとは、私はまだ言い切れないけれど
悩みも悲しみもすべて包むように最期が訪れてくれたら…と思うのでした。
そしてすべてをつなぐ一恵の歌声に涙が流れました。

Sさんもこの映画よかった、面白かった、と言ってくれました。
夫はまさかツマンネとは言えないだろと余計な一言を付け加えてくるのですが
心からの言葉という気がして、大変嬉しかったです。
そして私たち共通の感想として、
死神の会話は、私たちの子どもの会話に少々というか、ものすごく似ている…。
小西真奈美ちゃんが藤木一恵として歌う『Sunny Day』のCDも買いました。
歌の歌詞を聴いてみると、
一恵が結婚したのは大町だったのかななんて想像も膨らみます。
あくまで想像の域なのですが。
一恵になりきってCDに合わせて熱唱しているのですが、スズが私の口をふさぎます。
おかしい、すべてを包み込む天使のような歌声という設定で歌っているのに…。

| 趣味・嗜好・TKC | 19:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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落ち着く年齢

【最近、犬カテゴリーの日記少なくね?】
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どきーん。
いや、ほら、スズが卒園だの入学だのでどうしても偏ってしまって…。
申し訳ないっ。

【どっかの誰かと浮気してるのかもよ?】
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どきどきーん。
まさかそんな…浮気なんてっ。

【知的美人でごめんなさい。みかんです。】
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…してました。ごめんなさい。
先日ちょこっと用事があって、友人Sさん宅にお邪魔して、
柴犬みかんちゃんに会ってきました。
友人が黒プードルを飼うことになったので、サークルを借りに行ってきたのです。
久しぶりに会うみかんちゃん、5ヶ月になりすっかり落ち着いていました。
トイレも完璧、素晴らしい!!
すっかり家族の一員、ショマと同級生のN君はみかんを迎えて笑顔が増えたそうです。
ええ話や…。

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普段、ストレートな尻尾形態を見慣れているので

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巻き巻き尻尾は新鮮です。
尻にドーナツが乗っているみたいなのです。愛らしいです。
そして、やはり日本犬故の性質でしょうか。
みかんちゃん非常にクール、落ち着いています。
フントに君は5ヶ月か? と疑惑の目を向けたくなるほど落ち着きはらっています。
生後一年間くらいはね大変だと思うよ~と犬通ぶって教えていた私の立場が…。
だって、ウチの小梅なんて…。

【母うたた寝中のプチ惨事】
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フード袋をゴミ箱から引きずり出して、残り香を堪能していたり

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竜と違って、長い時間は待てなくて姿が写っていなかったりもするのです。
今年4歳なのに。
でもおバカな子も可愛いというか。親馬鹿ですみません。
夫も小梅はおバカだな~~と言うのですが、
こんな様子に慣れちゃったら落ち着いた頃には、
ふと寂しさも伴うのではないかと思います。

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実家の車庫を破壊した竜も次第に落ち着いてきました。
それがまた10歳過ぎたあたりでようやくというのが凄い。
ラブラドールですからね。

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うーん、でもいまだに目の前で堂々とシンクに顔を突っ込んでいるのを見ると
ラブとか関係ねぇ、私の躾の問題という気がします。
多少落ち着いてはきたものの、まだまだ寂しさを感じている場合でもなさそうです。

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| 犬関連 | 16:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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家族写真

しつこく卒園式の日の話です。
卒園式の日の朝に、そういえば竜と小梅も含めて家族全員揃った写真ってないよね?
という話になり、ならば終了してから皆で撮ってみようかということになりました。

写真館で写真を撮った日はもう遠い昔のことです。
ショマが生後三ヶ月の頃、お宮参りの後に撮りました。
あ~白いよだれかけをしたショマは、ぷっくりして可愛らしかったなぁ。
写真を撮る当日になぜか夫と大喧嘩をして、大泣きした後に写真を撮ったので
私の目は赤く大きく腫れあがっていたなぁ。
喧嘩をして涙を流すなんて妻にもしおらしい時代があったのだなぁ。
ショマの七五三のときは写真館に行こうという気力もなかったし。
スズの七五三は…正直に言うと、まあなんというか、忘れていた…のかも。

さあ、そんなひどい理由はさておき、卒園式の後に初の家族写真です。
竜と小梅にも外に出てきてもらいました。
天気のよい日だったので、近所の子どもたちが大勢外で遊んでいました。
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あっという間に子どもたちに取り囲まれてしまいます。
竜と小梅もなかなかの人気ではないですか。
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子どもが好きな竜は優しく触ってもらえて、なんと幸せそうなことでしょう。
触れ合いワンワンワールドができている中、うちの子たちは庭に走り去っていった…。
ちょうど近所の奥さんも外に出ていて、
あらっ皆お揃いでどうしたの~?と尋ねられました。
写真を撮る機会がないので皆で撮ろうと思って、と事情を説明。
それなら撮ってあげるよ~と奥さんが素敵な申し出をしてくださったのですが
少しでもキメ顔を作ろうとしているのを見られるのは、やはり恥ずかしいというか。
ありがたい申し出でしたが、撮ってくれる人はいるので…と丁寧にお断りしました。

【撮ってくれる人は林檎おばさんこと母K子】
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母は青森県人だからなのでしょうか、仙台に現れるときはほぼ林檎持参です。
林檎をくれるおばさんとして、母本人が望んでいるかどうかは知りませんが
竜と小梅に深く愛されているような気がします。

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写真を撮りに登場した林檎おばさんに、小梅も期待に胸膨らませ飛び付いています。
母の動きに従っていれば林檎をもらえるかな??と期待して
竜と小梅も静かに待って撮影に応じてくれそうです。
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母は液晶がまぶしくて見えない~などと言っていて、
シャッターを切るまでの時間がやたらに長かったのです。
でも、これなどは竜と小梅の表情も穏やかで、春にふさわしい写真ではないでしょうか。
では、はじめての家族写真も公開しようと思います!!
でもでも、さすがにド正面からのショットは恥ずかしいし、
ブログを読んでくれる人が減少したら悲しいので
顔の公開は竜と小梅だけにして、人間の顔は雪だるま風に加工してみました。
家族皆ではじめて写真を撮ったんです! という
雰囲気だけでも感じてもらえればな…なんて。




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雪だるまに加工できる皆が羨ましいです。
私の精一杯のキメ顔はいずこに。
誰かがいい顔をしていれば、誰かが切れていない。
このような家族写真が多数カメラに収められておりました。

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小さなお豆ちゃん

実際の式が始まる前に、私たち保護者にも式次第の説明がありました。
子どもたちが入場する前に、式で歌う歌の練習もしました。
この歌がね、泣かせるのです。

             ~よろこびの歌~

 ♪おかあさんたち みてみて 今日は うれしいうれしい そつえんしき
  こんなにおおきくなりました もうすぐ いちねんせい

  ほんとに こんなにおおきくなって 入園したころ おもいだす
  ちいさかった あなたが もうすぐ いちねんせい
             
               ~中略~
  
  さあ 喜びの笑顔を みせて お祝いの言葉を贈ります
  おめでとう ほんとに うれしい日です
  さあ 大きく 大きく あるきはじめてください♪   


この歌を子どもたち、保護者、先生とかけあいの形で歌っていくのですが
練習の段階でこみあげてくるものがありました。
子どもと保護者が一緒に壇上にあがって、子は保育証書、
保護者はアルバムを受け取るという段取りも確認しました。
門出を祝う花が飾りつけられたホールでいよいよ式が始まります。
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私もかなり緊張していました。泣き崩れてしまったらどうしよう…。
が、入場してきたスズはそれ以上にカチンコチンです。
保育所での練習の段階で、スズの緊張がすごいと先生から聞いてはいましたが、
三年間の保育所生活で緊張がピークに達する瞬間が卒園式だったなんて。

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足をぴっちり閉じてちゃんとしなきゃ…というスズの気合いが感じられます。
が、緊張を解こうとして空中に字を書く仕草が出ると、
床から手でも出て引っ張られているかのように足がズルズルと開いていってしまうのです。
足が開いた、閉じよう、字も書かなきゃ、開いた、緊張しすぎてまばたきも多くなっちゃう…。
見ているこっちが緊張してきました…。
そして、スズは4月生まれ。名簿が一番なのです。
証書を受け取るのも一番最初。トップパッター。
スズ君とお母さん最初ですけど、
お兄ちゃんの卒園式も経験しているから大丈夫ですよね?と
先生にも念押しされていたのです。
出番が一番最初ということに対しても、スズが重圧を感じていると教えられていました。
私がフォローしなければ。

結果。てへ、お母さん大失敗。
スズと壇上にあがって、スズが証書、私が卒園アルバムを受け取ったら
スズが「○○小学校へ行きます!」と大きな声でみんなの前で言うという段取りでした。
が、壇上にあがったスズちゃん、猛スピードで空中に字を書き出しました。
かつて見たことのないほどの勢いに乗って、すばやく字を書くスズを見て
私もあっけに取られてしまいました。
少々汚い言葉使いますね、スズ、すげーはぇぇぇよ!と。
スズがここまで緊張しているのははじめて見たかも。
とりあえず証書とアルバムを受け取ることはできたので、
スズの手を引いて壇を下りることにしました。
が、お母さん、お母さん、お母さん…と所長先生が小声で私を引き止めるのです。
手がかかる子がいなくなるのは、
ある意味寂しいかもしれませんが引き止めないでください…。
スズが先生に促されたのか 「○○小学校に行きます!」 と隣で言うのを聞いてはじめて
私が段取りをすっかり無視していたことを理解しました。
いやぁ、一番打者って緊張するものですね。

最初に味噌をつけてしまいましたが、その後は滞りなく式は進みました。
子どもから保護者に花を渡すという感動的なシーンもありました。
近くで見ていたら、子がお母さんになにごとか囁いて花を渡しているんです。
その言葉を聞いて涙するお母さん。じ~~~ん。
スズも何か言ってくれるかしら。大好きとか言われたら抱きしめちゃうかも…。
この頃には緊張が解けてきたのか、いや、緊張から心を別の所に飛ばしていたのか。
いきなり、母の目の前でくるりとジャンプスピンをキメたスズから花を渡されました。
スーパーマリオの技です。ああ…卒園式にマリオから花をもらってしもた。

泣き崩れるどころか、緊張しているスズに気を取られたのと
最後の最後まで行事に緊張するのはスズらしいなとおかしくもあり、涙こぼれず。
それでも三人の先生たちの涙を見たときには、
ショマ、スズとお世話になった保育所ともこれでお別れなんだなと
寂しい気持ちになってしまいました。
泣いたり、笑ったり、走って逃げる子を追いかけたり。
うれしい涙もあれば、どうしてウチの子はこうなんだろうと情けなさで
涙がこぼれた日もあったなあ。
なにかがひとつできて笑った日もあれば、
苦笑いでごまかすことしかできないときもあったなぁ。

ショマはこの保育所で多くのことを学びました。
通っているときは目に見えなかったけれど、この保育所で学んだことは
今、彼の中で芽吹き、少しずつですが蔓を伸ばしているように思います。
スズもまた、今は目には見えないけれど、
私たちが笑ったり泣いたりした時間に無駄なことはなかったと、
全てのことが成長につながっていたんだなと実感するような日が来ればいいなと願います。

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スズの卒園式の日に、夫の職場の方からいただいた植物が芽吹きました。
メッセージビーンというもので、種皮を破ったときに
【ありがとう】という文字が出てきました。
私たち夫婦は、まん丸顔でプリとしたスズを小さなお豆ちゃんと形容することがあるので
今日という日に芽が出るなんて素敵だねと話していました。
関わって支えてくれた人にありがとうの思いを込めて…。
ゆっくりゆっくり成長していけばいい。

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ところがですね、豆って成長が早いですね~。
これは昨日の写真ですが、今日になったらもう別蔓が伸びてきました。
ゆっくり成長していけばいいという結びを裏切るお豆ちゃんです。

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卒園式の朝

はじけ飛んでいたスズのワイシャツのボタンも、母K子が縫い付けてくれました。
なぜ卒園式当日にワイシャツがヨレヨレなのか!と母K子驚嘆。
アイロンかければいいんでないかな? と他人事のように提案してみたら、
バリッとアイロンもかけてくれました。言ってみるものです。
幼い頃、母が持たせてくれた給食帽は糊が効きすぎて
天に向かってしゃっきりと屹立していたことを思い出しました。

うーん、書いておきたいことがありすぎて何から書けばいいのか…。
給食帽の思い出でないことは確かです。
卒園式前日の金曜日には、保育所に入ってから二年間お世話になった
統合保育担当の先生が、保育所までスズに会いに来てくれました。
先生の異動で涙の別れをしたのは一年前の春。
ずっと一緒にいた先生が異動でいなくなり
大丈夫だろうか、やっていけるだろうかと年度始めは不安に思いました。
新たに担当になった先生は三人。一人の先生はクラス全体を統括する先生、
二人の先生は統合保育児担当ということで、スズと密接に関わってくださいました。

統合保育担当のうちのひとりの先生は、飄飄としていて
近づいて、時には引き、また近づいてという距離感を保っていたように思います。
スズと先生の会話を聞いていると時にはカチッとは噛み合っていないこともあり
聞いているほうとしては、くくくと笑ってしまうようなこともしばしば。
言葉でやりとりする楽しさも先生との関わりで知ったのではないかしらと思う一年でした。
先生とスズとの会話を聞いて、スズってこんなこと言うようになったの?
と私自身も驚かされ、新しい発見がありました。

もう一人の先生は見た目はいまどきのお洒落な女の子です。
小顔で背がすらりと高く、髪の毛サラサラのロングヘアー、運動会の借り物競争で
【○○保育所でかわいい先生】というお題のとき、借り出されているのを見ました!
そんなお題いやーー! 借り出されなかったらショックが大きいではないですか…。
さて、私は朝に竜と小梅の散歩で保育所の前を通ることがあります。
そのイマドキギャルに見える先生が、早くに出勤した日に
ひとり園庭のゴミを拾ってまわる姿を何度か見ました。
吐く息も白く染まる冬の日の朝でも、保育所の中に入る前にひとりゴミを拾う。
気付かれないよう竜と小梅を隠すようにして、私も物陰からこっそり覗きます。
私とスズが保育所に行ってから、朝見てますよ~ゴミ拾ってますよね?
と先生に言うこともできたのですが、言いませんでした。
先生が人に褒められたくて行っている行為ではないような気がしていたからです。
スズは素敵な先生に担当してもらっている…そう思いました。

スズは朝に保育所に行ってから三人の先生たちに
ぎゅっと抱きしめてもらいたくて仕方ありません。
でも、スズだけの先生ではないので、多くの子どもたちが先生たちの周りに集まっています。
そうなるとスズはモジモジしてしまい、ぎゅうと抱きつきには行けないのです。
先生たちもその様子を察していて、自分の手が空いたときに急いでスズに近づいてきて
抱擁タイムをそれぞれ設けてくれました。
スズが先生たちに抱きしめてもらってニッコリ笑みを浮かべるのを見て、
私も安心して保育所を後にすることができました。

三人の先生とお友達と過ごした保育所最後の一年。
春には稲、芋やきゅうり、ピーマンなどの野菜を植え、秋に収穫の喜びも味わいました。
夏には思い切りプール遊び。
保護者の付き添いなしで行った宇宙科学館。おにぎりを買いに私はコンビニへ走ったっけ…。
保育所で生まれた鈴虫を飼うか飼わないか迷った日。
豚汁やクッキー作りを楽しみ、家でもボクが豚汁を作るよと自信を深めたスズ。
様々な思い出がよみがえる卒園式の朝。

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しわの伸びたワイシャツに、ジャケットを羽織り、公の場でのはじめてのスーツ体験。
保育所で胸にはコサージュを飾ってもらいました。

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明日は…

去る3月19日、仙台で映画 『Sweet Rain 死神の精度』 の試写会が行われました。
行ってません。抽選に外れたようです。

お一人様に付き一回の応募のみ有効となっていたのですが、
こういう場合、家族全員分の名前を使って応募してよいものなのでしょうか。
我が家でいうなら、ショマ、スズ、釣り師、ムーコと人間4名。
でも、みんな住所が同じで、あれ? 字も同じ…ということで
抽選を勝ち抜く前にはじかれるのは嫌です。
私の名で一枚応募、勝負をかけました。
東京での完成披露試写はネット上での募集だったので
【小梅】名で応募して当選することができました。
今回は【小梅】名は自粛。敗因は犬神の力に頼らなかったことによるものでしょうか。
母K子や、姉、友人も名前を貸してくれましたが、ああん、全部外れちゃった~。
いいんです。公開日は3月22日。間近に迫っているので前売り券も買ってあります。
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ただ、すっかり試写会に当たるものと考えていたので
母K子にわざわざ仙台に来てもらったのが申し訳なくて。
平日の夜に開催の試写会ですから、留守番をお願いしようと来てもらったのです。
我が家のキッチンは諸事情で高く作ってあるので、
Myスリッパ持参で青森から来てくれました。

【母が寝てからスリッパをレトリーブ】
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スリッパがこんなことになっているのも知らずに母が履いているのも申し訳なくて…。

試写会を観に行けたら、映画の宣伝の役立つようなこともを
日記に記載できるかな、とも考えていました。
当たらなかった今となっては、宣伝も独自路線かつワンパターンでいくしかない。
宣伝も2回目となった今、やる気が感じられない子がいたり
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逆に前回、今回とスチール撮影に参加できず、うろうろする子がいたりだったのですが
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【幾千万の命のそばに7日間だけ寄り添う気まぐれなその死神は、
  あなたの最期の日にもきっと、この世で一番優しい雨を降らせてくれる】
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スチール完成。コピーはチラシからお借りしました。
前回と違うのは、死神役をお願いしたスズが正装ということでしょうか。
ネクタイを締めた首のところがきつくて嫌がったのが撮影時の苦労秘話です。

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実は卒園式の衣装合わせのついでにスチール撮影。
ワイシャツのボタンがひとつはじけ飛んでいたので、
衣装合わせしておいてよかったよかった。
これからスズの髪の毛も少し切る予定ですが、失敗したら坊主です。
リスキーです。

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朝から語る

地下鉄が五橋駅に到着しました。
短い旅路をともにした女性ともここでお別れのようです。
手を振ってくれたので、会釈をしてお別れしました。

福祉プラザは駅からつながっているので、スズと駅構内を歩いていると、
今度は恰幅のいい女性と一緒になりました。
行き先は同じ福祉プラザのようで 今日は何かあるの? と話しかけられました。
かくかくしかじか、料理教室があって~と説明しながら歩いていると到着。
福祉プラザに入ると、おばさんはどこに行くの? とスズが突然に女性に質問しました。

人見知りするかと思えば、見知らぬ人に唐突に話しかけたりもするのです。
しかし、質問したら、しっ放し、答えをまるで聞いていないということも
スズには多々あるので身構えていたら、やっぱりーん。知らんぷりーん。
おば様が 今日は福祉プラザで新年会あるのよ と答えてくれているのに
返答を聞いているのは私だけではないですか。
スズちゃん、対話、対話、こみゅにけーしょんっと母は念を送るものの
心をすでに別のところに飛ばしてしまっているようです。
おば様がアレレ?という表情を一瞬浮かべたように思ったので
ず、ずいぶんと新年が明けてから新年会まで間が空いてしまいましたね…、
―私が答えなきゃ!
答えようと思ったのにおば様がスズの様子に構わず、
福祉プラザの調理室のことなどスズに話し続けてくれたので助かりました。
福祉プラザでは障がいのある方も働いていて
その方たちがおば様と親しげに挨拶を交わしたりしていたので、
障がいのある方と関わる機会のある方なのでしょう。

エレベーターを降りる場所も同じ9階。
おば様は新年会の会場へ、私たちは調理室へ。挨拶をしてお別れ。
ここから、先日の日記の試食会へとつながりますが
調理の間にも、新年会の会場の部屋から大きな笑い声や歌が聞こえてきました。
盛り上がってるぅ。おばちゃん、たくさん歌っているかな~?
快活でカラカラと笑う人だったので10曲はよい声で歌っていそう、うん。

試食会も終わり、cranberryさんと再会を誓ってまたお別れ。
ああ、楽しい一日だった。
帰る前に、スズが福祉プラザにある
小さな日本庭園で遊びたいと言うので日本庭園を散策。
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滝に心奪われたようで、しばらくウットリと眺めていました。
福祉プラザ隣にはアイリスオーヤマ本社がそびえ立っているのですよ。
アイリスオーヤマといえば、犬や猫を飼っている人には馴染みの深い会社。
我が家の小梅もトイレシーツでお世話になっております!
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そのことがわかる写真はないかな~と探していたら、
床にシーツが散乱している写真が出てきましたYO!
林立するビルの谷間にひっそりと存在する都会のオアシスで遊んでいたら
体が冷えてお手洗いに行きたくなってきました。

スズも一緒に行こう♪と誘ったら、コーヒーを飲みながら待っていたいと言います。
戻ってきたら
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ロビーにあったチラシを読んで、ひとりリーマン風のたたずまい。
訊ねてみたら、帰りの電車の中では何かを読まなくてはいけないと決めたらしく
チラシを持ってきたのだそうです。
電車では何か読む…どこで覚えてくるのでしょう。
チラシの内容は【ボイストレーニングを始めよう!】というカルチャースクールの案内。
読むポーズが取れれば、内容は別になんでもよいようです。

チラシを折りたたんで持って帰りの地下鉄へ。
OH! NO! 元気いっぱいなのに、また優先席の近くに乗り込んじゃったよ!
また年配の方たちが席を詰めて、私たちのために席を作ってくださいました。
帰りまでも、こじんまりとまとまることなく二人並んで座ってしまいました。
またスズは近くに座っていた年配のご夫婦と話していて、
私たちが降りるときに、ご夫婦がスズに手を振ってくれました。
スズちゃん、そこで手を振り返すと素敵よ♪
母の念が少々形を変えて届いたのか、スズは開いたドアの前でペコリと頭を下げ、

失礼しました。

と大きな声で挨拶をして、電車を降りていきました。
しょ、職員室? 母も一瞬呆気にとられましたが
保育所でも事務室を退出するときは「失礼しました。」と挨拶するといいよ
と教えられているので、忠実にその教えを守った結果の言葉なのでしょう。
電車内のご夫婦にとっても、恐らく予想外の言葉。
驚いた風でしたが、電車が発車してからこちらにまた手を振ってくれました。ありがたや。
地下鉄の駅までは車で夫が迎えに来ていました。
地下鉄がいかに楽しいものかスズは一生懸命に夫に説明していました。
たまにはパパちゃんも地下鉄に乗ればいーんだよ!と力説するスズに
パニック障害のためにいまだ電車やバスに乗ることに難儀しているパパちゃん苦笑い。

自閉症の子と出かけるのは楽しいことばかりでもありません。
やはり自分の子とはいえ、いや自分の子だからかな、
恥ずかしいなと感じることがないとは言えないし、肩身の狭い思いをすることもあります。
それでも、少しタイミングが違えば会えなかったであろう人たちに
微笑みや優しい気持ちを自分たちに分けてもらったとき、
生きていく力も分けてもらえるような気持ちになります。
私の子どもたちは、向けられた気持ちを読み取ることは難しいけれど
いくつかの偶然が交錯してかなった出会いと、
その結果触れることができた柔らかな気持ちは、私が彼らに戻してあげたい。
いやだー、朝から語ってしまいました(照)
語りーマンで恥ずかしいけれど、地下鉄の中で見つめた女性の手、
あんな風に彼らの手を握ってあげたい、そう思うのでした。きゃー(照)

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地下鉄

旬のおさかな試食会の会場、福祉プラザまでは
地下鉄を利用するということで、朝が来るのを楽しみに待っていたスズ。
試食会は午前10時からでした。
スズは非常に寝起きが悪く、優しく揺さぶって起こしただけで
いわれのない暴言を吐かれることもあるのですが、この日はスッと起きてきました。

地下鉄の利用ははじめてではないのですが
利用する回数が少ないので、見るもの聞くものすべてが新鮮な様子です。
切符も買ってみたい!というので切符も買ってもらいました。
自動改札も自分で切符を入れて通ってみたい!というので挑戦させました。
改札を抜け、そのまま切符をとらずにスタスタ歩いていってしまったので
スズ、切符取って、切符、切符、きっぷーーー!と母さんでっかい声で叫んだので
自動改札の通り方はなんとか覚えてくれたのではないかなと思います。
電車が来るまでは、白い線の後ろで待っててと教えて電車を待ちます。
電車を待つ位置に小さな足型が書いてあります。
そこに足をぴったり載せて待つと教えるとわかりやすいかな…とも思ったのですが
その方法を教えたら、何が何でも足を合わせて待たなくてはならぬ、とも覚えそうなので
今回はやめておきました。

電車がやってきました。福祉プラザは五橋(いつつばし)という駅とつながっています。
乗り込んでみると、さほど混んではいないものの、座席は空いていない状態です。
乗り込んだ先が優先席近くだったので、スズと手をつないで立っていることにしました。
それなのに、優先席に座っていた初老のご婦人方が
ヨイショヨイショと席を詰めてくださって、
こっちにいらっしゃいと手招きしてくれるではありませんか。ホロリ。
お礼を言って、座席に座らせてもらいます。
せめてスズを抱いて、ちんまりと座っていようと思ったのですが
隣に座らせても大丈夫よ、と言う
隣の白髪混じりの眼鏡をかけた女性の優しい言葉に甘えて
スズと私、二人並んで座ってしまいました。ちっともちんまりじゃないです。

スズはショマのように人様から見たら意味不明なことを大声で話すことはないので
(ちなみにショマとの地下鉄ぶらり旅の模様はコチラ
一見して障害があるとはわからないと思います。
超落ち着きのない子、あるいは見て気になったことはなんでも口に出す子
(この辺は兄と共通)くらいにしか、思われないと思います。
もちろん「くらいにしか」思われないからラッキーだね♪ ということでもなく。
母としてはスズが足をバタバタさせたりすると隣の人にぶつかりやしないかと焦りますし
あのお兄さんドコモ携帯○△×使ってるぅと、指を差して口に出されたときには
お兄さんの個人情報に触れることを大きな声で言うのはやめなはれ…とヒヤヒヤします。
興奮を抑えるのは難しいところはあるけれど
経験を通して公共の場での振る舞い方も学んでくれたらなと思うわけです。
でも地下鉄旅、まずまず順調で、スズは隣の女性に話しかけられて
自分の年を言ったりと遠足気分のような楽しげな様子でした。

電車は仙台駅に到着しました。
目的地五橋は仙台駅の次になります。
仙台駅は仙台の拠点ですから、たくさんの人が降り、
急に電車内はガランとしてしまいました。
私たちが座っていた優先席に残されたのは、ずっと隣に座っていた初老の女性だけ。
席が空いたなと思ったそのとき、それまでスズと話をしていた女性が
すっと席を立って、向かい側の座席に移られました。
あっ、やっぱり足もバタバタしてたし、お喋りも止まらなかったしうるさく感じていたのかな…。
たぶん、私はそのときバツの悪い顔をしていたのだと思います。
女性と視線が合いました。私に目配せをするような視線。
口角があがって穏やかに微笑んで、私たちを見ています。
視線を落とすと、女性の手は向かい側に座っていた男性の手をぎゅっと握っていました。
男性の年齢のころは私と同じくらい、そして恐らく知的障がいがある…。
次の駅までに向かうたったひと駅の間、わずかな時間ですが、
男性の母親であるだろう女性の手から視線をはずすことができませんでした。

今日で終わる予定でした。いつものことですが、またたどり着きませんでした…。
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| 自閉症関連 | 19:02 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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セレブも食べる昆布巻きかな

お天気情報局の予報は外れ、空はあいにくの雪模様でしたが
地下鉄の駅までは夫に送ってもらうので、さしたる影響もなく
会場の福祉プラザまで地下鉄で無事に到着しました。
スズとの地下鉄ぶらり旅の様子は次回に譲って、
先に試食会についてまとめようと思います。
ヒラメ釣りがオフシーズンの今、
使われることのない魚カテゴリーも喜んでいることでしょう。

今回、スズも連れての参加を決めたのは、会場の福祉プラザが
地下鉄とつながっていてアクセスが容易なこと、
また託児があるということもポイント。
普通の託児ならば、お留守番をお願いするところですが
託児スタッフは『三陸おさかな倶楽部』の店長の姉君、
『ココロの陽だまり』のcranberryさんです。
cranberryさんは養護学校の先生をしていらっしゃるので、
今回メールにて無理を言ってお願いしたところ、快く了解してくれました。
思えばショマも三陸おさかな倶楽部へ買い物学習に出かけ、お世話になったのでした。
ありがとう、三陸おさかな倶楽部!

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会場は福祉プラザの9階調理実習室です。
福祉プラザへは、ショマの療育でしばらく通っていたことがあるのですが
調理実習室があるなんて、とんと知りませんでした。
めくるめく調理空間、見上げるとそこには手元を映し出す鏡付き。

スズは前日からどこに行って何をするのか、とても気にしていて
まず地下鉄に乗って、福祉プラザへ行って、お母さんが料理をしている間は
お姉さんと遊んでいてねと教えました。
地下鉄に乗って、どこかへ行くというところまでは理解できるのですが
「料理教室」とは何ぞや、お姉さんとは誰なのか…と不思議そうでした。
この会場にて、美しき託児スタッフcranberryさんとスズは巡り合いました。
最初は会場内を探索していましたが、ひと通り探索が済むと
すぐにcranberryさんに打ち解けて遊んでいて私もひと安心しました。
女性に心を開くのは早いな~。

スズをお願いしている間に、栄養士の先生に教えてもらいながら調理開始。
献立は『真ガレイの煮付け』と『さくらますのしんじょ椀』。
三陸沖で試食会当日の朝にあがった魚を使っての料理です。
この日は雪だったので、魚があがるかしらと密かに心配していたのですが
鮮度のいい、しかも大きなカレイが目の前に現れました。
鮮度がよくないと、魚は手に持つとぺたんと力なくうなだれてしまいます。
が、さすが朝に水揚げされたばかり、手に持つと垂直に体を保ったまま!
そのまま大ジャンプでもしそうな勢い。

実際にさばく練習、まず鱗を取ります。
カレイの鱗取りなら任せてください。私、鰈キングの妻ですの。
鱗取りまでは慣れてるぅと先生にも褒めてもらったのですが、
その後、身を切るときにギコ切りしてしまいまして恥をかきました。
だって、うちの包丁だとギコ切りしないと切れないんだもん……。苦しい言い訳。
私はいつも頭を落としてしまうのですが、裏側から包丁を入れて、
頭を残したまま、はらわたを取り出す方法も教えてもらいました。
たくさんカレイが釣れたときには、この方法でさばいて干物にすればいいのかー。
さくらますは、すり身にして、里芋のあんを中に包んでしんじょにしました。

【カレイの煮付け】
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定番のおかずですが、やっぱりご飯に合う~。ご飯おかわりしてしまいました。

【さくらますのしんじょ椀】
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見た目は鮭にそっくりですが、香りがとてもよい魚でした。
鮭は猛々しく、さくらますはより優しい味と先生も言っていましたが、
口に入れると柔らかく、ふわっと香りが広がりました。
里芋のあんには桜の塩漬けを刻んで入れるとより春らしい一品になるとのことでした。

スズは何度か調理の様子を見にやってきましたが、
cranberryさんが持参してくれたおもちゃで遊び落ち着いて過ごしていました。
cranberryさんに何やら一生懸命話しかけて、ニコニコと微笑み合って話しています。
駐車場で悪戯している子どもがいるんだよ! 
と私のもとに申告(チクリともいう)しにくる場面もありました。
cranberryさんに聞いてみると、
外を眺めているときに、下の駐車場で何かしている子のことが気になっていたようです。
さすが悪事は許せない子ども、
9階から遠く離れた下の出来事を見て、悪戯と断罪してしまうスズの他人への厳しさよ…。
他人への厳しさを見せながらも、cranberryさんとラブラブなムードで
時を過ごすスズの様子に私も胸いっぱい、
ついでに、ご飯もこっそりおかわりしたのでお腹もいっぱい。

この日はもうひとつ、三陸おさかな倶楽部特製の昆布巻きを購入したいので
持ってきてください~とお願いしていました。
さんまが一匹まるごと入った昆布巻き、最高に美味しいのですが
店舗まで購入に行く機会がなかなかなくて。
さらにこの昆布巻き、仙台のセレブが食べる一品なのだそうです。
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我が家ではセレブ盛りとはいきませんが
ショマ製作の陶器の皿に盛り、イモ子の葉で飾り付けてみました。
見た目はどちらかというと地味だけど、中の芯はしなやかに、そして上品な味付け。
この日の夕食は家族皆でセレブリティー気分を味わいました。

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| 料理・食べ物 | 15:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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お天気情報局に電話

あれは2月23日のことでした。

【そっと目を閉じてその日のことを思い出してみる】
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そう、23日の夜のことでした。
ホームセンターに買い物に行ったのです。
帰りの車中、スズが電話の受話器を持つ真似をして誰かと話しています。
む、誰と話しているのかしら。空想の彼女?
女親としては気になるところで、誰と話しているのかな~??と尋ねてみました。
ところが!! お母さんには秘密です、と強い口調で宣言され教えてくれないのです。

誰だ! 誰なんだ!
教えてくれないのなら仕方がありません。
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お母さんはこの方法を採るまでよ。
耳をそばだてて、スズの声を拾っていると、

 「明日の…気は…晴れ…はい、わかりました。」

 「注意報は出ていますか? はい、はい。」 

電話の相手はお天気情報局の人らしきことがわかりました。
皆藤愛子ちゃんでしょうか。清楚でいいですよね。
実は、この日の翌日24日にスズと私と二人きりでお出かけをする約束をしていたのです。
だから翌日の天気が気になっていて、お天気情報局に電話をしていたんですね。

漏れ聞こえてくる情報によると、明日はお出かけ日和の天気になりそうです。

24日早朝。お天気情報局予報はずれ。雪。
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残念ながら晴れではありませんでしたが、スズを伴って
『三陸おさかな倶楽部』の旬のお魚試食会に行ってきました。
先日東京へ私が行って帰宅した折りに
母がいなくて寂しいではなく、新幹線に乗れなくて悔しいと涙をこぼしていたスズ。
普段は車で動くことが多く、
スズと一緒に地下鉄に乗って出かけたいなと思っていたのです。
保育所で長い時間を過ごすスズとは二人きりで出かける機会もほとんどありませんでした。
この日は思い出に残る楽しい一日になりました。すみません、続きます。

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| 自閉症関連 | 06:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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文系と理系

春三月、卒業シーズンです。
スズの保育所の卒園式も間近に迫ってきました。
ショマの通う養護学校では一足早く、
高等部の先輩たちの卒業式が先週の金曜日に行われました。
この卒業式の日はショマたち小学部の生徒は学校が休みになります。

前日に簡単に予定を伝え、
明日は学校休みだからお母さんとゲームでもして遊びましょ♪
とショマをお誘いしてみました。
明日はゲームしますとショマも噛み締めるように言いながら木曜日の夜、眠りにつきました。
ところが、朝起きたらとてもとても不安定なわけです。

僕は家で勉強しまっす。勉強しまっす!!と。不安定なのにすごいヤル気!
学校で前日に【明日は家で勉強する日】と先生から予定を伝えられ、
そこへ被せるように母が明日はゲーム大会♪と予定を伝えたのできっと混乱したのでしょう。
何か家で勉強を終わらせてからでないと、ゲームはできないと思ったのかもしれません。
ショマのこういうところは真面目でお母さんはえらいなーっと思う。
だが、しかし学校が休みということは~当然遊ぶ日だよね?という思考回路のお母さんは
何を使って学習するか、というか「勉強」という二文字は頭の中にありませんでした。
ショマの心意気に答えるものを何も用意しておらなんだ。

うーん、AOLの調子が悪いみたいです。
消すのも悔しいのでとりあえずここまでにします。夜に調子が戻ったらまた書きます。

【参考写真 学校での自主学習の模様】
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直ったヽ(´ー`)ノ 
学校では自主学習の時間に箸使いや鋏を使う練習をしているようです。
箸使いの練習なら、王道で箸での小豆掴みがありますが
家にある小豆はショマと汁粉を楽しみたいしな…ともたもた考えていたら
夫がショマに朗読をするように絵本を差し出していました。
所在なくウロウロしていたショマもやるべきことが見つかってホッとしたようです。

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でも、せめて着替えてから本を出してくれればいいのに…。
それに、この本はけっこう長いぞ。

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やってもらっておいて私が不満を漏らしているのは
夫を会社まで車で送っていく約束をしていたからなのです。
一度やると決めたことを中途半端な状態にすることをショマは嫌がります。
とりあえず、着替えだけはさせておかねばならぬ…と途中で着替え。
やはり、着替え中も「僕は勉強します。」と繰り返して不安定になってしまいました。
着替えを終えて朗読再開、夫を送っていく時間までになんとか読み終えてくれい
という母の願いは届き、読了。
私の段取りのまずさで、不安定にさせてしまいましたが
読み終えてショマも晴れ晴れとした表情を浮かべていました。
学校でも道具を使う自習のほかに、朗読もしているので
読み終えることができて安心したのだと思います。

ショマが生まれて育てるとき、親としてはこんな子に育ってくれたらいいなという
それなりの理想がありました。
やはり優しく思いやりのある子になってほしいというのが一番、
「腕白でもいい、たくましく育ってくれ」もお約束かしら…なんて。
そして本を好きな子になってくれるといいなという思いもありました。
ゆくゆくは…

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林の小道を小鳥のさえずりを聞きながら、本を読み歩いていると
夢中になっていたのか白いワンピースを着た女性とぶつかって本を落としてしまう。
落とした眼鏡を慌てて掛け直すと、
『そんなに夢中になるなんて本がお好きなんですね。クスッ。』
という言葉とともに、女性から本を差し出され、以下省略、交際スタート。
できれば林に植わっている木は白樺でお願いしたい。
そしてできれば、写真では文学部の紳士教授のようになっていますが
男性は映画『アンナマデリーナ』における金城武のビジュアルでよろしく願いたい。

…ああ、子どもへの理想ではなく、私の出会いの理想になってしまいました。
そんな私の夫は体育会系。柔道系。
うん、でも子どもにはたくさんの本と出会う機会を作ってあげたいなとは思っていました。
ショマは言葉をまったく喋らなかったので赤ちゃん絵本のようなものを買って
テンション高く読み聞かせました。
反応なし。むなしい…。
子どもは絶対聞いてるよと言われたのですが、
壁に向かって語りかけているかのようなむなしさ。
それでもお姑さんや、保育所の先生が根気よく
絵本を読み聞かせしてくれた効果があったのか
少しずつ自分でも絵本を読むことが楽しくなってきたようです。
本は終わりがわかりやすいので、達成感もあるのでしょう。

ショマが本を読んで、涙を浮かべたり唇の端があがったりしているのを見ると
ストーリーの詳細は理解できていないのかもしれないけれど
何かに心を動かされている瞬間があるのだと、母もその姿を見て心動かされます。
ショマが文字と絵の世界で何を思い、感じているのかを想像してみるのも楽しいものです。
ショマは文字を見るのが好き、本を読むのも読んでもらうのも好き、数字は苦手。
もし障害がなかったとしたら、成長したときに
僕は文系だから…なんて言葉を口にしていたかもしれません。
発達障害に関係なく、私は文系、私は理系よという話はよく聞きますが
この差ってどこからくるのかな、脳の働きの違いなのかなと不思議に思って見ています。

スズは数字が大好き、文字への興味はいまひとつ、
よって本を読むこともそんなに好きではありませんが、
ウンチの話、おならの話などが主題になった絵本は大好きで食いついてきます。
母が理想とする文学青年の姿とは少々異なります。
ゲラゲラ笑っているのを見ると、まあなんと楽しそうなことでしょう。
おならの話ってそんなに面白い? と聞くと、 
面白い大好き! おならってどうして出るの? どうして臭いの? おならってしちゃだめ?
等、数多くの質問が戻ってきます。
どちらかというと理系のスズには
おならを出す生物の体のメカニズムを詳しく説明したあげたら喜んでくれるでしょう。
メカニズムの前に、おならは人前ではあまりしない方がいいかも…、
でも体から出たいと欲しているものを我慢するのも体にはよくないし…、
音なしなら或いはもしかしたら許されるかも…、その際はしらっ~とネ。
このあたりをわかりやすく説明するのがとっても難しいです。
どうして音なしならいいのかを問い詰められたら絶対に論理的には答えられません。
私はどちらかというと文系だと思います。

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| 自閉症関連 | 17:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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外の小梅

天気のよい休日はスズも一緒に竜と小梅の散歩に行くことが多いです。
今日もお昼の散歩を一緒に行く約束です。
ここからは先週の日曜日の散歩の様子です。
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格好よく撮ってね~♪とスズからリクエスト。
顔が写っていなかったことを彼はまだ知りません…。
では一人と二頭の仲睦まじい様子を撮ってみましょう。

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なんでしょう、この連帯感のなさを感じさせるスクラムは。

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さすがはスズの心の恋人、小梅ちゃん。
スズから手を差し伸べられて、クンクン。よき香りがするのでしょうか。

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と思いきや、あまりかぐわしくはなかった模様です。

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小梅をぎゅうと抱きしめた後は

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竜もぎゅう。小梅は早く歩きたくて、イラっとしている様子です。

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途中で公園に寄ります。
格好よくブランコに乗るところを小梅に見てもらいたいということだったので
近くにつないでみました。
見ててね~♪というスズの呼びかけもむなしく、
小梅、公園内を探索したくてあまり見ていません。スズが気付いていなかったのが幸いです。
こうして改めて散歩中の写真を並べてみると
顔に出したり態度に出したり、あまりの小梅の正直さにうすら寒い思いがします。
もっと、こうなんというのでしょう。
小梅にとって外には気になるものがたくさんで、
スズにかまっている暇も惜しいのかもしれませんが
たまにスズと一緒に出かける散歩なのですから
スズちゃーん、あはは♪うふふ♪という気遣いも多少はほしいっていうか。

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散歩の途中でオオイヌノフグリの花が開いているのを見ました。
この花が咲くのを見ると春も間近という実感が湧いてきます。

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この日、梅の蕾がほころびはじめているのを見ました。
冷たすぎる感じの梅の写真が続いたので
柔らかな優しい雰囲気のある梅の写真でまとめてみました。
東北に春が訪れるのももうすぐです。

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| 犬関連 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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青い瞳のお内裏様

ちらし寿司も食べ終わり、デザートの時間。
いよいよ雛大福の登場です。
その前にと、スズが保育所でお内裏様を作ってきたのでテーブルに飾ってみました。
毎年デザインが違う、保育所生まれのお雛様。
毎年楽しみにしてきましたが、三年目の今年は保育所製ラスト雛。
保育所での雛祭り会での後は、各自家へお雛様を持ち帰ることになります。

【「傷だらけの男たち」DVD絶賛発売中!】
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ああっ、うっかり私のお内裏様出演のDVDも飾ってしまいました。
折り紙内裏、大福内裏、金城内裏、イケメンばかりの雛祭りっていいですね。

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折り紙内裏様を近くで見てみますと、
切り目を入れた土台の色紙に、長方形に切った千代紙をくぐらせて着物を作っています。
保育所の先生によると、スズは難しすぎるとつぶやきながら作っていたそうな。
また顔が三角ということに戸惑い、顔をどうやって描き入れたらいいのか悩み、
お友達が顔を描く様子を覗きながら、お友達を真似て仕上げたそうです。
着物の色も鮮やかで、梅柄が入っているのも季節を感じさせます。
そして描き方に悩んだという顔を見てますと、見つめたら吸い込まれそうなブルーアイ。
ニーシャ君に負けず劣らずの美丈夫っぷり。
素敵にできてるよ~と言うと、スズも照れながらも嬉しそうでした。
あえて言うなら、お内裏様しかいないのが残念。

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ショマは甘酒好きなので、酒粕で甘酒も作ってあげました。
愛飲している森永の甘酒の方がお好みのようです。

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ショマはきっとあんこの海に漂いたいほどのあんこ好きですが
スズはあんこを食べられないので、雛大福を苺大福に変身させるとさっぱりイケルよ!
という母の気遣いも虚しく苺だけをつまんで食べていました。

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犬の殿と姫も参加したくて集まってきましたが

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慣れたものでタイミングよくエルボーブロック。
雛祭りの夜は更けていきました。

明けて翌日。
保育所の先生に呼び止められ、保育所のホールに飾られていたスズ作の折り紙人形のうち
お雛様だけを置き去りにしていたことがわかりました。
スズはちゃんとお内裏様、お雛様とペアで作っていたのに
お雛祭りの夜に私が引き離していたなんて申し訳ないことをしてしまいました。
家に帰って再度飾ってみました。
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この写真では見づらいので、よかったらクリックして二人の姿を見てやってください。
ウィンクするお雛様に対して、
凪いだ湖面のような優しい眼差しで微笑みかけるお内裏様。
一夜離れ離れになり、どんなに切なく寂しかったことかと思います。
ふたつ作ったよってちゃんと教えてくれないと駄目だよぅとスズに言いましたが
忘れたお母さんが悪いんでしょう!ときつく注意されました。ごもっとも。

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雛大福

三月三日は桃の節句。
現代では女の子の健やかな成長を願う日。
いるな、うちにも女子。

【小梅でっす。桃の花をお胸のところに飾ってみたよ♪】
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なんと! 風雅な事実に気が付いてしまいました。
小梅のお胸の先と、桃の花、色も形もそっくりなんです。
桃の花と間違えて、お胸の先を摘み取ってしまう人もいるのではないでしょうか。
私は小梅とは三年以上の付き合い、そのような間違いは犯しませんYO~!!
小梅ももう夏には四歳、成長しきっているので桃の節句のお祝いはいいかなと。
去年は実家から母が遊びに来ていたので簡単に雛祭りをしましたが、
今年は雛祭り無しングで。と私は決めていたのですが
三月三日の朝、学校へ行く前のショマが

 「今日はちらし寿司を食べるよ。」

とスズに夕食メニューについて告げているのを、この耳で聞いてしまいました。
献立委員の人はもう夕食をちらし寿司と決めて、楽しみにしている…。
あとは調理委員の私が作るだけ…。

【母子通園施設にてお内裏様になる ショマ三歳】
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かつて、理由もわからないままダンボールの枠に顔をはめられ、
お内裏様に変身したショマも、成長して 
雛祭りの日=ちらし寿司を食べる日 と理解したようです。ん?
私はこの世に生を受けてから一度も、
丸い顔枠の中に入って写真を撮ったことがありません。
なぜこのとき、お雛様に変身して、ショマ内裏とツーショットを撮る
という貴重な体験をする機会をみすみす逃したのか残念でなりません。
いつかは子どもたちのどちらかと、貫一・お宮等の顔枠に入ってみたいものです。

話がずれました。
去年の雛祭りの記事でも書いたのですが
近所に住む親戚のおばあちゃんが、毎年雛祭りの日にはちらし寿司を作ってくれるのです。
ショマへの愛を込めたおばあちゃんのちらし寿司
(※親戚のおばあちゃんはショマがだーいスキ)を食べることで
雛祭りの日=ちらし寿司を食べる日公式がショマの頭の中に刷り込まれたのでしょう。
今年もおばあちゃんのちらし寿司がありそうだから私は作らなくってもいいかな~?
電話鳴るの待っているのが賢いかな~? 
私だって毎年のことですから、ばあちゃんの寿司アリ=私は作らないと公式ができています。
電話待っていたんですけどね、鳴らないんです。
まさかこちらから電話をして、もしもし今年もちらし寿司あるかニャ?と聞くのも、
いくら私がおばあちゃんが愛してやまないショマの母だとしても、あまりに図々しい振る舞い。
心の中は図々しくとも行動には出さず、おばあちゃんを当てにするのはあきらめ
午後にちらし寿司の材料を買いに行きました。

よし、せっかく作るのですから
お雛祭りの日にふさわしい、華やいだ雰囲気はほしいですね。
去年はおばあちゃんのお寿司のほかに、お遊びで自分でもお雛様を作ってみました。

【ヤンキー雛です。豪武婆汰!】
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…ヤンキー漢字変換というサイトがあるんですね。「ごぶさた」を変換してくれました。
私には ごぶばた としか読めないのですが…。
さてヤンキー雛、去年はお雛様の卵顔に海苔がくっつきにくいことが判明し
上の写真のようにお内裏様がリーゼントになってしまいました。
もう今年はこんな荒れた十代のようなお雛様は作りませぬ。

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無難にひし形のお寿司でまとめました。
土台はちらし寿司が苦手なスズも食べられるように、うなぎちらしです。
うーん、でも無難すぎますよね。
ちらし寿司の材料を買いに行く前に雛祭り料理をパソコンで検索したのですが
一分で作れるお雛様という料理研究家の方のレシピが目に留まりました。
なぬ! 一分でとな! 忙しい主婦がこれをやらいでか!
それでは私のレシピではないですが発表します。

【一分で作れるお雛様】
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見てください。このふくよかなフォルム。

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春の到来を感じさせる蓬色の着物。頬を真っ赤に染めあげて。
なんと、鑑賞した後には頭の部分をぐいぐいと中に押し込んで
苺大福としてさっぱりと食べることができるのです!!
でも作るのに三分くらいはかかっちゃった~☆ 
このかわゆいお雛様を食べてしまう模様は次回に。

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りゅたまろの妻

さて、沢さんが遊びに来た日に一度話を戻します。
この日は沢さんの愛犬のゴゴ君とクーちゃんにはお留守番をお願いしたので
みかんちゃんに会いに行く前に、
我が家の竜と小梅は存分に沢さんに遊んでもらいました。
沢さんも竜と小梅が遊ぶ普段の様子を見ていました。
すると、竜ちゃんとコメちゃんは仲が良いんだね~と言うではありませぬか。

仲がよい。仲がよい。仲がよい。竜と小梅って仲いいんだー!!

私の仲のよい犬のイメージ~陽だまりの中で二頭静かに寄り添って眠る~
なのですが、竜と小梅でそういうハートフルな光景を見ることは少ない…です。
同じ形、材質で、大きさと色だけが違うおもちゃを買ってきたことがありました。
大きなおもちゃは、飼い主の趣味で名をジャッキー君としましょう。
小さなおもちゃは、見た目のまんまで名をキューリ君としましょう。
体の大きさに合わせて、ジャッキー君は竜に、キューリ君は小梅にという
心づもりで飼い主は購入しているわけです。

【大きなジャッキー君はもちろんアタイ】
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【闘いに破れ キューリ君を枕に 今何を想う】
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【ついでにキューリ君も寄越せ】
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恐るべき末っ子気質!!
人間の子どもにもいるいる、こういう子! …スズ。

飼い主でも竜と小梅の関係はよくわからないところがあって
小梅は本当は臆病なので
外では竜を頼りにしているのですが、家の中では強すぎです。
仲が険悪と思ったこともないのですが、
格別に仲がよいとも思ったこともなく、だったので、
竜ちゃんは若いコメちゃんの相手を本気でしていて仲いいなーっと思ったという
沢さんの言葉に、そうか、竜も全力で小梅と遊んでいるものねと嬉しいのでした。

子どもたちがいて、夫がいて、竜と小梅がいて
毎日がそれなりに穏やかに過ぎていきます。
今で時間が止まらないかなといつも思ってしまうのですが、時間は確実に流れています。
穏やかな流れを堰き止めるものは、今の家族の形に変化が訪れる時かなと思うのです。

脂肪腫に使う漢方薬は、私たちが長いこと飼っていたウサギのマモちゃんが
以前に飲んでいたものと同じものです。
マモちゃんは悪性腫瘍に体を侵されていましたが、この漢方薬を飲んで
腫瘍は消えてなくなり、毛もフサフサと生えてきたのです。
マモちゃんはその後、老衰で11歳で亡くなりました。
先生からマモちゃんも使っていたお薬と教えてもらったときには
竜はマモちゃんと仲良く過ごしていたので、とても不思議な感じがしました。
ショマはご飯をあげたりとマモちゃんの世話もしていたので、よく覚えていますが
残念ながら、スズはもうマモちゃんのことはあまり覚えていないのだそうです。
先のことを考えて泣くのは人間ばかり、
年老いてきた自覚もなく家庭内パトロールに余念がない竜を見ると切なくなります。
病院の先生からは、家の中では可能な限り休ませるようにと言われていますが
小梅と遊び、家庭をパトロールする、元気なうちは生き生き爺ちゃんとして過ごし、
皆の記憶にしっかりとその姿を刻み付けてほしいなと思うのです。

一ヶ月間、漢方薬を飲み続け脂肪腫の大きさを測りに病院へ行きました。
特に大きさには変化がなく、このまま漢方薬治療を続けることになりそうです。
この一ヶ月、竜だけを病院に連れていくことが多くなって
なんで竜ちゃんだけ!? とやきもちを焼く小梅を引き離すのが大変です。
ハウスの中におやつ入りのコングを入れて置いていくのですが、
帰宅途中、家が近づいてくると小梅のせつなげな声が聞こえてきます。
寂しさが食欲に勝るのでしょうね、小梅ったらおやつも食べないで待っているんです。
竜は竜で

【玄関前で耳を澄ませば懐かしき愛妻の声】
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病院までたくさん歩いたので、口元のしわが深くなるほど疲れているはずなのですが
小梅の声が聞こえてくると、早く早く家の中に入れて! と落ち着かないのです。
美しき哉、夫婦愛。

再び家の中で巡り会うと、竜ちゃん、なんでアンタだけ出かけてんのよ、ふざけないでよ!
と小梅ちゃん大暴れです。
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竜が戻ってきた時点でおやつ入りのコングに気が付きます。
もちろん竜に分けることはなくひとり占めです。
夫婦といえども、それなりに気遣いは必要ですよね? それなのに…。
同じく妻としての役割を持つ身としては、小梅に清清しさを感じることがあります。

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恐妻家 病院へ行く

沢さんが遊びにきてくれた翌々日に竜と動物病院に行きました。
竜のお腹が膨らんできたためです。
恐らくもともとあった脂肪腫が大きくなったものということでしたが
別の腫瘍という可能性もあるのでエコー検査と針刺し生検を再度受けました。
この日は細い針を刺しての検査で、脂肪だけが検出されましたが、
さらに念のために日を改めて太い針をずぶりと刺す検査もしようということになりました。

_49678fab0629d.jpg 
写真の赤い丸で囲んだ部分は前脚の付け根にできた脂肪腫です。
膨らんできた部分は扁平に広がるように大きくなり、触るとタプタプしています。

太い針というか、パイプのようなものを体に打ち込んで
細胞を採取する検査は痛みを伴うものなので部分麻酔をかけて行うことになりました。
竜は診療台の上に仁王、いや堂々たる四本立ちで三本ほどパイプを打ち込まれました。
微動だにしない。素敵。
検査を担当してくれた女医さんもが、麻酔をかけていても嫌がる子もいるし
竜ちゃんには怖いものはないの? と話しかけているのを聞き
飼い主としては鼻がぐんぐんぐんと伸びてくるのを感じます。
うちの竜は男の中の男、私が何かと辛かった時期も
紫のバラの人のように陰からねっとりと見守り、支えてくれたのですよ。
今さら竜に怖いものなんてあるのかしらね、ふっ。
と口からベラベラとこぼれ落ちそうになるのをぐっとこらえ

【中高年 思い起こすは喧嘩上等妻の顔 byりゅたまろ】
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まあ、怖いものといえば小梅くらい? と私が竜の代理で答えましたらば
女医さんはじめ、スタッフの皆様いっせいに笑ってくれました。
やった、きみまろジョークウケた。
動物病院内でも、小梅の尻に敷かれる犬のイメージは浸透しているようです。
『ふーたのヘタレな日々』のふーたままさんからも
ヨメの尻に敷かれる犬の認定を受けました、きゃ。

検査の結果はやはり脂肪腫が肥大してきたものということでした。
脂肪なので竜は痛くも痒くもないらしいのですが、大きくなってきているので、
横になりづらい、歩きにくいなど生活に支障をきたすようになったら
外科手術で除去しなければいけないのだそうです。
が、大きくなった部分だけでなく、脂肪腫自体の数もポコポコと増え続けていて
手術となったら全身麻酔をかけての大掛かりなもの、体中傷だらけになってしまう。
また、取り除いても脂肪腫ができやすい竜の体質の面から考えると
取っても取ってもきりがないだろうという説明も受けました。
そこで提案されたのが漢方薬での治療でした。

【漢方薬 活里!】
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はなはだ中途半端なところではありますが
洗濯機が洗濯終わったよ干せよ、ビーと申していますので、今日はここまでにしますね。
洗濯物干すの嫌いです。日曜日たくさんよ、いやー!!

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