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たがためにか心を悩まし、の毎日だけど

前回の話と少しつながっているのですが…^^;

スズは夏休みに入りましたが、昨日は朝早くから
学校で個人面談があり一緒に出かけなければなりませんでした。

終業式に出席するショマのために朝からお風呂をわかしたので
スズもついでに一緒に入りなさいと指示。

ショマはささっとお風呂を終えて出てきました。
ひとりお風呂に残されたスズの様子を見に行くと、んまーーーーっ! 
お風呂に入っているうちに体が熱くなってきたのでしょう。
お風呂の扉を開けてじゃんじゃんシャワーを浴びていました。
脱衣所の床が水浸しに。んまーーーっ!

のぼせ防止はわかるけど
ここ(脱衣所)に水はかけないようにしないと! と注意しました。

注意されたことを引きずっていたのでしょう。
ショマのバスを待っている間、車の中で
お母さんはボクよりショマのことが好きなんだ。嫌いだからボクを叱るんだ。
こんな風にぶつぶつつぶやいていました。
んまーーーっ、私も小さいころK子におんなじように言ったことあるわ!

スズの言葉からまるでまるで私が恐怖の大魔王が降ってきたが如くに
スズを叱ったと皆さまから受け止められそうですが、
私の知っている母親ーK子との比でいったら、
厳しいK子が般若、私なんて子鬼の妖精くらいのもんです。たぶん。

 あのね、嫌いだから叱るのではないの。
 スズはたぶんもうわかっていると思うから言うけど
 お母さんはいつかはいなくなるから、
 その後スズが大丈夫なようにって思って言ってるんだよ。

そんな風に言いました。
怖がりなスズには少し刺激が強かったようで

 怖いこと言わないで。時間が止まればいいのに!

と泣いてしまいました。 かわいいこと言う。
まあ、もう少し先のことだとは思うからさ^^ となだめ…。

**************
本当にこのまま時間が止まればな~なんて思いつつも、
スズとのやりとりから
大昔に国語の授業で暗記した 「方丈記」 の言葉を思い出していました。

 ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
 よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて久しくとどまりたるためしなし。
 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

美文じゃ。
家に帰って忘れていた一節もネットでぐぐる先生(笑)

 朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
 知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。
 また知らず、仮りの宿り、たがためにか心を悩まし、
 何によりてか目を喜ばしむる。

 朝に誰かが死に、夕方には誰かが生まれる。
 世の習いは水の泡に似ている。
 私は知らない、生まれて死んでいく人が、
 どこから来てどこへ去ってゆくのかを。
 そして知らない、この世での仮りの住みかを誰のために苦心して建て、
 いったい何のために自らの目を喜ばせようとするのかを。

私は家の美観については無頓着で
後半は当てはまらないところもあるので(笑)
人間の生きざまについて勝手に解釈して読んでいます。

もう少し若いころは、んだんだ! この世だって仮住まい、
あくせくしたってしゃあない風にも解釈して読んでいたのだけど、
シャワーの水が床にこぼれたとか些細なことで
そんな些細なことで子どもたちとやりとりをして心を悩ませている毎日が
世の中の大局に比べれば本当に小さなことで、滑稽なような気もしつつ、
こんな毎日が続いて、自分の中を駆け抜けていくことが
かけがえのないものにも思えてきます。
あくせくしているのもまた人間くさくていいかなみたいな。
昨日はそんなことを考えて眠りました。

時間はとまることもなく、流れていくけれど無常とは思わない。
子どもたち、竜・小梅、ねこーず、
家族と過ごした時間は流れていっても、
時間は形を変えて、私たち家族の心に何かを残していくだろう、
だから今日も大切に過ごさなきゃいけないわ! と結論を出す朝でした。


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       ありがとうございます。よろしくお願いします。 
     そして、スズは今日も注意されるのかしら。かしら。

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