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以前のこと~何かがおかしい・1

ショマが生後10ヶ月、
この時期までは新しい生命の誕生に対する喜びと期待が
私たちの中に溢れていました。

赤ちゃんとはこれほどまでに人を夢中にさせる存在なのかと、
こんなにいとおしいものなのかと頬ずりせずにはいられませんでした。
手のひらに指をのせればぎゅっと握り返してくる。
それが原始的な反射とわかってはいても、
小さな小さな指に込められた力は
今まで感じたことのない幸せな気分へと私を導きました。

 銀も黄金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも

中学生のときに現代語で意味を確かめただけの山上憶良の歌が
実感を伴って自分の胸に迫ってこようとは。
命は尊く、人の中に脈々と受け継がれている命を慈しむ思いもまた尊い。
遠い遠い万葉の昔も現代も、親が子を慈しみ想う気持ちは同じですね、
子は何にも勝る宝ですよね、憶良さんと。

眠って、おっぱいを飲んで、泣いてと欲に忠実に生きる原始的な生き物が
人間らしく生きるための力を獲得していく。
首をあげる、寝返りを打つ、ハイハイをする。
その動きはおぼつかなくても、
ひとつ何かしらのことができるようになれば私たちも喜びに湧く。
身体的な能力だけに注目すれば特に問題はなかったように思われました。


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| 自閉症関連~以前のこと | 05:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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