PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

以前のこと~1歳半検診・3

実際の検診の前に、精神的に疲弊してしまい、
なんだかもうどうでもいいや、好きにさせていいんだろ…と
ふてくされ状態に陥ってしまいました。

検診を受ける部屋でショマを放流。
置いてある荷物をすいすいと上手にすり抜けながら動き、
やはりアコーディオンカーテンを開けようとガシガシと揺らしていました。

検診の順番がやってきて、
ショマは積み木を積む、絵を見て「これなあに」等の質問に答える
発達検査を受けました。
私は日ごろの様子を担当の方に伝える。

ショマは提示された課題をひとつとしてこなすことはできませんでした。
課題をこなす前にそもそも椅子に座っていない。
絵本や積み木を置いてあるテーブルの上に登って座り、
私たちより少し目線の高い場所で
積み木や本をぐちゃぐちゃにかき回していました。

 ・ママ、ブーブーなど意味のある言葉をいくつか話しますか。 いいえ。

母子手帳に記されたこの項目にも引っかかったのだと思います。
ですが、たくさんの子どもを見ている経験ある保健師さんなら
仮にここが 「はい」 となっていても、
眼前のショマの様子を見れば 「要観察」 にしていたでしょう。

そして、手帳の記録のほかに問われたのが、
「指さし」 は出ているかということでした。
指さしはあるか、視線は合うか、見立て遊びをするか、
この三点は、ショマが自閉症と確定するまで
発達相談で必ず問われる項目でした。

確かに検診前予習の中にも 「指さし」 の項目あり。
姉の子どもは犬がいれば指をさして、「ゥワァワン」 といったように
教えてくれるのだとちらりとは聞いていました。

が、私はまずはじめに言葉ありきで、
甥に言葉が出たという現象にとらわれ、ただそれが羨ましく、
指さし行動そのものを気に留めたことはなかったのです。

言葉を獲得していない段階の子どもにとって、
周囲の人間とコミュニケーションを取る重要な行動が 「指さし」。
指をさすことで、大人に自分の要求や興味を示し教える。
大人がその子どもの要求、興味に答えてやるというやりとりの中で、
子どもはやがて言葉を獲得し…という過程を経ていくものなのだそうです。

「ワンワン」 なんてすぐに覚えてくれると思っていました。
身近に大きな犬もいるし、しつこく竜のことをワンワンだよと教えていれば、
ワ……くらいは口からぽろりと漏れるはず。
「ワ」 まで出てしまえば、「ン」 なんて、
うっかりはずみで続けて出てもおかしくないくらいの単純な音のような気がするのに。

まさか、言葉が出る前の発達段階において
「指さし」 が重要とされていたとは。
ショマの指さし、もちろん目撃したことあらず。
けれど、もうショマの状態を取り繕って答えようという気力は
私には残されていませんでした。

 お母さん、気になることがあるなら、この後育児相談もありますよ。

問診の最後に保健師さんに告げられました。
気になっているとはっきり言葉で伝えたわけでもないのにおかしいな。
けれど、ショマがこの検診を受けていた子どもの中で
相当、気にかかる存在であったことは間違いありません。

自閉症のお子さんの中には
ショマのように激しく動き回る多動がない子もいます。
だから、気にかかるという視点でいえば、
ショマのほかにも、もしかしたら…というお子さんはいたのかもしれません。

でも、動きが激しいという点では、
私が見渡す限り、ショマは一番に目立っていました。
イチバン。1番! 人生の早い段階で頂点。
相談してこの状態が改善に向かうのかな…。

これを相談したい! という具体的な質問など何も持たないまま
相談してみますと保健師さんの提案を受けてしまいました。


      バナー4  バナー178
      人気ブログランキングへ           にほんブログ村 自閉症児育児へ
      いつも応援ありがとうございます^^

| 自閉症関連~以前のこと | 04:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT