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以前のこと~親子教室・1

区役所の親子教室へは、1歳半検診の翌月から通い始めました。

親子教室の前日まで天気がぐずつき、
このまま悪天候なら行かなくてもいいかも…と気弱にもなったけれど
当日は快晴。平成11年7月7日、七夕の日でした。

『親子で七夕の飾りを作る』 が、この日の遊びのテーマ。
親子初めての共同制作になる予定でしたが、
ショマがちっとも座っていなかったので、
私ひとりで彦星と織姫の逢瀬への願いを込めて、ショマの分も作りました。

ショマを連れて新しい場所に行くのはしんどいなと思っていたのに、
行ってみたら意外に楽しい。

チアガールのようにポンポンを持って歌に合わせて踊ったり、
地域の保育士さんが見せてくれるエプロンシアターを楽しんだり。
♪~ポケットのなかにはビスケットがひとつ~♪ と歌に合わせて、
保育士さんが、エプロンのポケットからフェルト製のビスケットを取り出すのです。
保育士さんがポンとエプロンを叩くとビスケット増量。手品か!

大人でもワクワクしますよ~。
子どもなら、大人よりももっと期待感を持って楽しめそうなものなのに
やっぱりショマは無関心を貫いていました。
検診のときと同じく、洗面台の水を出したり、部屋を何度も飛び出すの繰り返し。

なんとか参加させたいと、私がショマをつかまえようと試みると、
保健師さんや、前述のS先生が
私たちが見ているからいいよ、好きにさせてみましょうと言ってくれるのです。
私に押さえつけられることなく、
自由に遊んだ経験はショマもこのときが初めてだったと思います。

時計が午前10時をまわるとおやつの時間。
「いただきます」の挨拶をみんなでしてから食べるよと言い聞かせても
そのルールを守ることができません。
子どもたちにとってはお楽しみのおやつの時間。
ショマと同じように、はやる気持ちを抑えられないお子さんもいて、
母親同士、顔を見合わせて
困っちゃうよね~と共感を分かち合うこともありました。

ここに来れば、私もひと息つける。
好きに動き回れるショマもいつもより生き生きとして楽しそうに見えます。
区役所の親子教室は翌年の春まで通いました。

親子教室と並行して、
自宅には地区の担当の保健師さんが訪問指導に来てくれるようになり、
訪問指導はショマが養護学校に入学するまで続きました。
1人目の保健師さんはいつも素敵なセンスのよいスカーフを巻いて現れ、
落ち着いた物腰の柔らかな大人の女性~ という雰囲気で
それはそれは優しく話を聞いてくれるのです。

1年ほどで担当が代わり、今度は快活な冗談ばかり言う女性保健師さんでした。
とても楽しくて時間を忘れて話をして、
夕方の6時をまわってしまったこともありました。
時間を忘れて夢中で話していたのは私のほうだけだったかもと、今は思います。
仕事を残して出向いてくださっていたかもしれないのに、
私の育児の愚痴を延々と聞いてくれました。

保健師さんが家に来てくれるのはありがたかったです。
こんなことで困っていますと、外の場所で口で説明するより、
ショマの家での様子を一緒に見て確認しながら相談に乗ってもらえるのですから。
幼いころから継続して、
ショマと私の状態を見守ってくださる方がいたというのは心強いことでした。


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| 自閉症関連~以前のこと | 04:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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