PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

以前のこと~親子教室・2

親子教室にいたスタッフの方、
訪問指導に来てくださった保健師さん、
みな、それはそれは優しかったのです。
検診での相談時に、発達相談員のS先生に感じた
黙って見守ってくれる人の優しさを再び感じていました。

でも、それは…
今思い返せばという記述が多くなってしまいますが、
腫れ物に触るような感じもあったのかもしれない。

私たち親子を、区役所での親子教室から次のステップへと
進ませるためにはどうしたらいいのか。
特に母親である私を、次のステップへとどのように導いていったらよいのか。

これは憶測ですが、
親子教室、訪問指導で関わってくれた保健師さん、
S先生とが連携しての話し合いが水面下で進められ、
私にあることを伝える時期を窺っていたのではないかと思います。

平成11年の10月、ショマが1歳10ヶ月になったころのことです。

親子教室では、子どもの家での様子を保健師さんに伝える、
個別での話し合いの時間が最後に設けられていました。

その話し合いの際に、
親子教室に通うショマにも変化が見えることを踏まえて、
周囲からの働きかけを強めていくためにも
児童相談所へ行ってみたらどうかと保健師さんに勧められました。

保健師さんは、私が傷付くことがないよう、
そのときの私にかけることのできる言葉を選びながら、
慎重にかつ必要なことは伝えられるよう精一杯の配慮をしてくれていたのでしょう。

その証拠に、私は傷付くどころか、
保健師さんの言葉を聞いて久しぶりに明るい希望を見たような気がしたのです。
この先にある希望のステップの捉え方が
保健師さんと私との間で食い違っていることは知らずに。

私はショマの様子に変化が見えるという言葉に舞い上がっていました。
だから、児童相談所に行きさえすれば、
そこで何をするのかよくわからないけれど、
ショマは問題なし・順調に成長とお墨付きをいただけるのだと。
児童相談所に行って、1歳半検診前後から続いていた
のしかかってくる不安とも晴れてオサラバ~と解放感も感じていました。

無知のなせる業か、それとも素直すぎたのでしょうか。

********************
数年前にこの出来事を書きとめたときには
「無知のなせる業か、それとも素直すぎたのでしょうか。」という一文で
この文章を〆ています。
再び、当時のことを思い出しながら、目を通してみると、
どちらかというと悪い方に悪い方にと思考が傾くことが多いのに
どうしてあんなに前向きだったんだろう自分、と不思議に思うくらいです。

素直はさておき(笑)、
発達障害について何も知らなかった、
無知だったからというのが大きな理由だったことは確かです。
でも、無知だったというだけでは
この前向きな気持ちに説明がつかないような気がして。

この時点でわずか3回ほど通った親子教室で
ショマが自由に動き回って楽しそうにしていたことで、
―それは本当は、私やその場にいる人と関わる楽しさではなかったのだけれど
当時私が考えていた普通の親子らしさに近づくことができたような僅かな誇らしさ、
はじめて母親らしいことをショマにしてあげられているという自分への満足が生じて、
ここにいなくても大丈夫みたい、
ここを離れてもやっていけるんだという自信が生まれていたのかもしれません。


      バナー4  バナー178
      人気ブログランキングへ           にほんブログ村 自閉症児育児へ
      いつも応援ありがとうございます^^
      カン違いともいうかしら…

| 自閉症関連~以前のこと | 03:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT