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以前のこと~兄弟・3

出たとこ勝負とはいえ、自分にだって健常の子が生まれる可能性がある。
たくさんのたくさんの子どもが生まれているこの世界、
私たちのもとにやってくるのはそのうちのひとり。
確率でいったら、健常の子を授かる可能性だってまだ高いんだ。

妊娠当初は自分自身の体に対する期待もありました。
そして、生後一年目くらいまでに
スズは普通かも。普通なんじゃないの? といっそう期待が高まるのも感じました。

よく人の真似もするし、指差しがある。

マザーズホーム卒園後の話になります。
マザーズホーム卒園児と保護者で作る会、いわばOB会のような団体があり、
月一回程度の会合を開催し、情報交換を重ねています。

スズが1歳を迎えたくらいのころ、
ショマの保育所での保育時間も長くなってきて、
ようやくその会に参加することができました。
お茶を飲みながらの会合だったのですが、
急須で湯呑みにお茶を注いで差し出すという一連の動作の真似をスズが上手にして、
わー上手上手♪と周囲の皆さんをどっと沸かせたことがありました。

ショーちゃんのお母さん、弟ちゃんは心配いらないね^^ と
マザーズホームで同じ時間を過ごしたお母さんたちが
自分のことのように喜んでくれるのがありがたく、
何より、この発達障害について知識のある友人たちから
心配いらないと言ってもらえたことに
この子の発達については心配いらないかもしれないと
わずかに安心する気持ちも芽生えていました。

でも、でも…。
一年を過ぎたあたりから気にかかるところが増えてきました。
ショマほどでないにしても動きが激しいような気がする。
スズが最初にはっきりと口にした言葉は、
動きを押さえ付ける私に対しての 「助けて~~。」でした。
それも郵便局の中で。やめて誤解受けるから。
言葉を喋ってはいるけれど、
明確な最初の言葉が「ママ」でも「パパ」でもなく、
「助けて」というのは何かおかしくはないだろうか?

ショマには出ていなかった発達障害の特徴も現れていました。
つま先立ちで歩くのです。
スズが一人目の子どもで、ショマを育てていなかったら
気付かなかった特徴かもしれません。
マザーズホームで発達障害のいろいろな特徴を知り、
つま先立ちをするのは感覚統合ができていない可能性があるからだと知っていました。

つま先立ちで歩くからといって
必ずしも発達障害があるとは限らない。
成長段階の一時的なものかもしれない。
そう思うのに、背中に触れる洋服のタグを大泣きして嫌がる、
ショマより強い感覚過敏があるのではないかと薄々感じていました。

そして、
やはりこの子も目が合いにくいと感じる―。
向かいあったときに感じる、
とても近くにいるのに、近づきあっている感じがとうしてもしない、
このもやもやとした不安をすでに私は知っていました。


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