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以前のこと~兄弟・5

紹介を受けて、新たにスズを診てくれることになった先生は、
実際に診て思うところがあったのか、
早めに児童相談所に行ったほうがよいかもしれないねと言われました。

発達障害の子どもを2人育てている近所の友人のお母さんは、

 「2人目も…だよね~? こっちへおいでよ~。」

仲間だねという親しみを込めて話しかけてきます。
気の置けない間柄であることもあって

 「いや、そっちへは行かない。
  専門の先生からも発達障害じゃないって言われてるし!」

親しみを突っぱねるように友人の言葉に頑なに反論はしていたけれど、
スズの成長の様子を間近に見ている人には
やっぱり発達障害があるように見えるんだと思いました。

最も身近で見ている私が疑問を感じながらも、
普通の子を産みたかった、2人目もなんて認めたくないという気持ちから、
ひとりの専門家の言葉に一縷の希望を託していたところもありました。

認めたくはなかったけれど、私はもはや発達障害を知らない人間ではない。
ショマのときは知らないことからくる不安が大きかったけれど、
スズの場合は知っているからこそ、わかっているからこそ生じる疑問。
私の気持ちを優先させて、
発達障害じゃないと放置していたら取り返しがつかないかもしれない。
療育は早いほうがいいと知っているじゃないか。

発達相談所の門を叩き、
やはりスズにも発達障害があると告げられた時は、
ショックよりも疑問が氷解した、
文字通り心にずっと抱いてきた疑念が溶けていくとともに
2人目も発達障害の子は嫌だという気持ちも一緒に流されていくように感じました。

カウンセラーの先生がスズの状態を診ながら、
私たち家族が日常をどのように過ごすとよいのかを
微に入り細を穿ち導いてくれてこともあり、
私にしては珍しく前向きな気持ちになれました。
これで私の気持ちは切り離して、
スズのために次の一歩へ進める、そう思いました。


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| 自閉症関連~以前のこと | 20:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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