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以前のこと~まごころ・2

この母K子と娘婿の対立、
どちらが悪かったかといえば、どっちも悪かったな、うんと思うのです。
たださ、私とショマはどうなるのよ、もう次の子生まれっちゃうわ! とも思うのですよ。

青森に帰った母K子は腹が立って悲しくて、すぐに夫の母に電話をしたのでしょう。
一体その電話で母が向こうのお義母さんに何を言ったのか想像するだに恐ろしいだに。
まもなくお義母さんから、「ごめんね、私が行くから」と電話がかかってきて
翌日すぐに仙台に来てくれました。

このときお義母さんは体調がよくなかった時期でした。
それに加え、息子と、私の母との大喧嘩にたいそう心を痛めていました。
さらに私がいない間のショマの扱いも覚えてもらわなければならないし、
ゴミ出しのルールや、買い物の場所も覚えてもらわなければいけません。
いつも三越目的で来仙している母K子が自然に覚えてしまった仙台ルールも
短期間で覚えなければならず大変だったと思います。
私が戻った後、やはり気が抜けたのか数日床に伏せってしまいました。

それでも、お義母さんとショマと新しく誕生したスズと過ごしたこの時期、
とても短い間ではありましたが、
(お母さんには諸々の心配ごとがあったと思うのですが)
とても優しい静かな時間が流れていたように思います。

たらいにお湯を張って、スズをガーゼダオルにくるんで
お母さんと二人であーだこーだ言いながら洗いました。
ショマはお義母さんに『えをかくゴリラのおはなし』と『おばけのてんぷら』という絵本を
しつこくせがんで読んでもらっていました。

この時期のショマのやること―
高いところに登る、落ち着きなく走り回る、パニック、
本を読めば私の手を掴んで指をささせる、いわゆるクレーン現象、
障害に起因していると思われる彼の行動が私は嫌で嫌でたまりませんでした。
反面、お義母さんはショマの行動はこういう意味かしら?
ショマはこう言いたいのかもしれないね、といつも予想して好意的に見ていました。
いやいや、お義母さん、別に意味なんてないですよ。
この行動は障害によるものでしょう。
お義母さん、自閉症の資料読んでるはずなのになと
密かに心に思う私。

でも今になって思うのです。
ショマ、お前幸せな子だなと。
彼の困った行動の中に、私は彼の良さとか行動の意味を見出すことはできませんでした。
でもずっとずっと君のよいところを見ようとしてくれていた人がいた。
それは障害のあるなしにかかわらず、
ひとりの人間が生きていく過程のなかで
かけがえのない、すごく幸せなことなのかもしれません。


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      いつも応援ありがとうございます^^

    2人目が生まれる前に夫婦で食事でもというお義母さんのはからいで
    ショマをお義母さんに預けて焼肉屋に。そこで陣痛に襲われて病院へ。
    残してきたお肉についてしばらく悔やみました。

| 自閉症関連~以前のこと | 18:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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