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以前のこと~まごころ・3

仙台に一ヶ月ほど滞在した後、お義母さんも自宅に戻りました。

ショマは4月から保育所での集団生活をスタートさせていましたが、
最初は、私と一緒に保育所という場所に30分いる、というところからの出発でした。
生後一週間のスズを新生児用の抱っこひもにくくりつけて
今保育所に入ったかと思うと、もうその場所を後にしなければならない。
しばらくして私は付き添わなくてもよいことにはなったものの
ショマの保育所滞在時間は、
亀の歩みのごとく遅々としたペースで延長されるだけなのでした。

お母さん、明日から時間延長しましょう!と言われ、喜んでみるも10分とか。
いつになったら、皆と一緒にお昼ご飯を食べられるんだろう、
いつになったら、皆と布団を並べてお昼寝できるんだろう。
いや10分だって積み重なっていけば60分、60分が重なれば2時間、3時間になる。
ただ、10分から20分になるまでにどれくらいの時間を要するのだろう。
保育所滞在時間延長について思いを巡らせるうちに
まさか保育所に終日いられないまま卒園するのではあるまいな!と
不安と焦りが生まれる。

この保育所は当時の自宅から非常に近いところにあったので
入所の前年、ショマを連れて何度か見学に行きました。
ショマを見てもらって特徴を伝え、
この保育所への入所を希望している旨を伝えたのですが、
どうぞどうぞいらっしゃって下さいネという好感触♪ は
見学の際は得られなかったのです。

もちろん、どうか他のところへ~とはっきりと告げられたわけではなく
あくまで私の受けた印象の範囲でという話です。
が、高いところに上り、すぐにその場からはいなくなる、
保育所にとっては事故につながるリスクの高い
対象の子どもであったことは疑いの余地もなく
応対してくれた方は困惑しているように感じられました。

すでにいくつかの幼稚園に見学に行っては、
どうもショマが通うにはどこも無理っぽいと落胆と悲嘆とを覚え
発達心理相談員の方に、ウチの子はこの年で浪人ですか!?と
よよよと涙ながらに訴えていた時期。
新生児を抱えて通わなければならないこともわかっていたので
どこに行っても困惑されるなら、近場である保育所を選ぶことが
選択肢の中ではベストと思い、結局はこの保育所に応募しました。

私たち夫婦の希望通り、近所である保育所に通うことが決まりました。
幸い、当時の保育所の主任が障害児保育にとても熱心な方でした。
入所が決まったころ、普段の姿を見たいと所長と主任が
私とショマが通っていた母子通園施設に逆にわざわざ見学に来て、
春から楽しいこといっぱいしようねとショマに話しかけてくれたこと、
あの語りかけがなければ
もやもやとした気持ちを抱えたままの入所だったかもしれません。


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