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以前のこと~まごころ・5

預かり終了時間の午後四時まで
ショマが保育所にいられるようになったのはお盆が明けるころでした。

保育所にいられるようになっても、皆が集まるホールにいるというのがまた難しい。
保育所が近所だったことで、郵便局などに行くときに側を通ることがありました。
午前10時も過ぎて、皆が保育所内で活動を始める時間になっても
園庭でひとり走り廻っているショマを目にしては
どうして、皆がいる場所に一緒にいるという簡単なことが出来ないんだろう…、
自閉症ってなんて難しい、嫌な障害なんだろうと胸が苦しくなりました。

前年までは母子通園施設に通っていて、同じ障害を持つ友達のお母さんと
励ましあってきたので、大変な思いをしているのは自分だけではないと思えていました。
それが保育所に入ってからは、ショマと他の子との違いが目に見える形で
はっきりと提示されて、現実を突きつけられる。

保育所には同じように発達障害を抱えるお子さんもいましたが、
ショマが外に飛び出してしまうことで、
先生の手がショマにかかりきりになってしまう。
そのお子さんは室内で工作などをしたいと望んでいるのに
ショマがいることで、十分な療育が受けられないのではないか、
集団行動のなかでは、そういった懸念や申し訳なさもありました。

それまでいくつかの療育施設を渡り歩いて
多動という点では常に頭ひとつ抜きん出ていたショマでしたが、
保育所に入ったらば、その違いが際立ちすぎて
この子はどこに行っても異端の者なのだと思いました。

違っていていいなんてまっったく思えなかった。
自閉症といえば、特別な才能があるっていうじゃない?とよく言われたのですが
そんなものいらないよ~~普通、普通、とにかく私が思う『普通』であってほしいの!!
とプンスカしてました。何言われてもプンスカ。
障害に関しての人の言葉を素直に聞ける状態ではなかったです。
助言くれた方、申し訳ないです。

結局、ショマに対する不満とかやりきれなさとか、
いかに自分が毎日大変な思いをしているかという苦労話が蓄積してくるのですが
あまり友達に愚痴を撒き散らすわけにもいかないので
近いところで実家の母にあれやこれやの状況を話すわけです。

でも母と娘って近すぎるのでしょうね、
最後は、でもあなたが生んだ子でしょ、仕方ないね~と言われる。真理です。
ズバッと真理。実の母だから言える。

私の子。育てていくしかない。

つまり、

闘わなきゃ現実と!

…どーんと落ち込む。


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