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以前のこと~日を重ねる・3

私自身の幼いころ、
障害者と直に触れ合う機会は皆無でしたが、
自宅近くに障害者の方が働いて共同生活を送るコロニーがあり、
障害者の方を目にし、彼らが談笑したりしているのを見ながら
そばを通ったりする経験は何度もありました。

比較的、規模の大きなコロニーだったと思います。
そばを通ると入所者の方を必ずといっていいほど目にする。
小さかった自分には、コロニーの位置付け、存在の意味がよくわかっておらず、
でも、ここは「そういう人たち」のいる地区なのだと、
ぼんやりとは理解し、納得している気になっていたと思います。

そういう人たち―どうやら自分たちとは違っている人たち。

車いすや杖を使用している人もいれば、
声の出し方が違う人、そして、顔つきが違う人もいる。

気の毒だ。

この人たちはちょっと怖い気もするけれど、
怖いなんて思ってはいけない。

ジロジロ見たりしないぞ。同じ人間だもの。

「そういう人」を目にしたときの振る舞い方を意識することで、
「そういう人」を傷つける人間にはなっていないだろうという
優しい心の体裁を保てているような気持ちが子ども心にも湧いてきて、
その思いは、彼らを目にしたとき自分は正しく振る舞うことが
できいるのかという不安を払拭するように、自分を安心させもしました。

同時に意識しすぎることで
逆にただそこを通り過ぎるだけなのに
動きがぎこちなくなっていやしないか、目線をどこに置いたらいいかわからないと
コロニーの前を通るときは妙に緊張感があったことを覚えています。


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