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以前のこと~日を重ねる・7

ショマが普通の子だったらよかった。

ずっとそう思ってきたけれど、少しずつ少しずつ、
私が考える「普通」「人間らしさ」「人間らしい暮らし」を
ショマにぴったり当てはめて考えて、
悩んだり嘆いたりすることは自然と少なくなってきました。

私は母親ではあるけれど、ショマは私の分身ではない。

自分だけが我慢を重ねていると思っていたけれど、
ショマだって私たちの考えや暮らし方に合わせて、
恐らく我慢もしながら暮らしてきている。

障害児を育てていくことについて、
嫌だ、つらいという気持ちが変化してきたのは
周囲の温かなサポートが常にあったということ、これは忘れてはならないこと、
そして、彼らがもたらしてくれた生活の中の新鮮な驚きや喜びが、
私の心をほぐしてくれたのだと思います。

心は今ある状態にだけ留まり続けるものではなく、
常に少しずつでも変化を繰り返すものだと思うのです。
今、もし小さなお子さんの障害に悩んでいる方がいたら、
偉そうにと思われるかもしれないけれど、
ちょっぴりだけ踏ん張ってほしいと切に願います。

適当にやり過ごす日があってもいい。
泣いて弱音を吐く日があっても、子どもが疎ましく思える日があっても、
子どもと過ごす月日を重ねてほしい。

かくいう私も未だ子育ての途中、
これからも心の暗い淵を覗き込むようなときが確実にあるでしょう。

ただ、そのときに私を淵から引きずりあげてくれるのは、
かつて私が嫌でたまらなかったこの家にいる障害のある子どもたちと、
醜い心と向き合い、
つらいこともうれしいこともすべて詰まっている日々の積み重ねと、
今が一番辛いかもと思う日々を
子どもと一緒にどうにかこうにかでも乗り越えてきたんだという
母親としての自信ではなかろうかと思うのです。


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