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普通です。

またまた10月の話ですみません。
10月に支援学校中学部恒例のマラソン大会がありました。

思えば、去年のほろ苦マラソン大会。

勝ちへのこだわりが強すぎて、
1位のお友達の健闘を讃えることができなかったショマ。

あれから1年。
1位をとりたいという思いで、
多いときでトラックを20周走り、廊下の雑巾がけを行い足腰を鍛えてきました。

勝ちたいという気持ちもわかるし、
努力を重ねていてえらいね! とほめたい気持ちは、もちろん私にもあるのですが
ほめることが、勝つこと=偉いこと、勝ちを得られずば価値もあらずのようなニュアンスで
受け取られるのはちょっと違うしなぁ、
どうしたものかなぁと思っていて、
1~2年ほど前、「○○をしました。僕って偉いですか?」という
ショマの口癖になりつつあった言葉には
「まあ、普通だな。」と言いながらさらっと受け流してきました。

ショマのような生真面目な自閉症の子には
「褒められること」 は何かをすることの原動力にもなるのですが、
「褒められたい気持ち」 が溢れて、
しっかりやらなけれは自分はだめなんだと思ってしまうのかとわかってきました。
こちらとしても、褒めてあげたい気持ちと、
そんなに自分を追い詰めるようにしなくとも…
私が褒めてきたことで追い詰めているのかなと思ってしまう気持ちの間で揺れがあり、
バランスを取るのが難しいなと感じる1年でした。

そして最後のマラソン大会、3年目にしてようやく1位を取ることができました。
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教頭先生からメダルをかけていただきました。

DPP_0037-1_20121119133829.jpg 
かわいいクマちゃん型のメダルです。

2年生にとても足の速い子がいるらしく、
負けたくないとトラックで走る周数を増やしてきたこと。
若い男性の先生と力試しをしては負けて泣いていたこと。
ペース配分の調整が難しいので、先生とペース配分の練習もしたこと。
本当によく頑張ったと思います。
来年、高等部に入ったらどーんと人数が増えるので、
負けることの悔しさを味わうことになるだろうと母は予感しています。
だから、今日この日は素直にたくさん褒めよう。

と思っていて、
今まで練習に携わってくれた先生たちもきっと同じ思いで
ショマの健闘を褒めてくれたらしいのですが、
その褒めに対するショマの返答は

   普通です

だったそうです。oh~1年で母の返答を見事に踏襲~。
教頭先生にも笑われてしまったわ

*************
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| 自閉症関連 | 13:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

はじめまして、だと思います。
ランキングでお見かけして、その後「以前のこと」シリーズを
ものすごく興味深く読んでおりました。
私も、次男がどうやらボーダーなもので・・。

ムー子さんの心の揺れを赤裸々に書いていた、「以前のこと」は本当に参考になりましたし、はらはらしながら毎日続きを追っていたものです。でもあの記事にはコメント欄がなかったので、今さらながら・・。
「書いて下さってありがとう」とお伝えしたくて。

これからも楽しみにしています。
寒くなりますが、お体に気を付けて!
私もムー子さんと同年代で、寒さに肩がこるトシに
なりました・・。

| そら | 2012/11/20 20:57 | URL |

そら様

そらさん、はじめまして。
心のこもったコメント、ありがたく思います。
「以前のこと」、長い話になってしまいましたが、読んでいただき、
また、そのことについてのコメントありがとうございました。

思えば、自分が考えていた子育てとは違っているという戸惑いもあり、
その日をやり過ごすことで精一杯、投げやりな日々を長く続けていたのだなと思います。
療育と呼べるようなことはしてこず、
特に反応もないと思っていた長男の前で
やけくそ気味に隣で本を読んでいたくらいです。
至らない母親であったと反省するばかりですが
周囲の働きかけを吸収する力、
発達障害の子は修正がききにくいともいいますが
たとえゆっくりでも、大人には回り道に思えるような道筋を辿ってでも
子どもというものは成長する力を備えているものなのだと
いまさらながらに思います。
そして、その力が母親に喜びと力を与えてくれるものだということも。

そらさんのお子様はまだ小さくていらっしゃるのでしょうか。
まだ小さくていらっしゃるならば
こうくるか、そうきたか…の連続であるかもしれませんが
長い目で考えれば、些細なことかもしれないという
ちょっとした余裕もあるといいのかもしれません。
なんて、えらそうにしてすみませんi-201
そうは言っても、私もこの行動がなくなったら、今度はこうなるのか…ということが続きつつの毎日でi-179
それでも、なんとかならぁくらいの気持ちもあり(笑)
悩む気持ちと、なんとかなるべぇくらいの心持ちのバランスを取って過ごすのが自分には合っているみたいです。

お気遣いいただきありがとうございます。
肩こり、私も~~i-181でございます。
寝すぎて寝違えているのも半分くらいあるのですがi-201
よかったらまたぜひ遊びにいらしてくださいね!!

| ムーコ | 2012/11/21 06:31 | URL |

ショマ君の頑張りに感動しましたv-10。「普通です。」のお言葉、大人だわ~。逞しくなっておられますね。

我が息子は「魔の2歳児」で、私一人が「コラー!」「ダメェ!」の連発で日々格闘でございますよ。

発達面で“ゆっくりこ”ちゃんなのですが、先日、保育園の先生が、視野を広くしたり、障害のある指の力を強くするにはどうしたら良いか、など、療育センターの先生に聞いてくださったうえで懇談して下さって、夫婦で「こんなに支えてもらってうちの子は幸せよね。私達も頑張ろう!」
と決意も新にしたところです。

まだまだ、母さん&若い(カワイイ)保育士の先生にはアマアマで、お友達の呼びかけには素っ気無い我が息子ですが、これから何となく何があっても大丈夫か~(^^)と思えたのは、ムーコさんの「以前のこと」を読ませて頂いて、皆、不安だし同じなんだと思わせていただいたからだと思います。

ミルク&兄さんのところにも書こうと思ったのですが、こっちにコメントしまーす!

| ゴンゴン | 2012/11/22 17:22 | URL | ≫ EDIT

ゴンゴン様

ゴンゴンさん、こんにちは~。

中学部の担任の先生からも、教頭先生からも
お母さんが普通普通っていうから、ショマ君も~と笑われて、
日ごろの成果なんだかもうよくわからないのですが(笑)
努力していたのは、そばにいた人たちが知っているので
まぁいいのかなみたいなi-179

いやいや、何か変な言い方かもしれませんが、
「コラー!」「ダメェ!」と日々奮闘しながら、
育てていくのは本当に素敵なことだと思います。
ショマが小さいころ、ダメと言ってはいけない、
過敏に受け止めすぎるという指導があって(スズも似たような感じです。)
でも、実際の生活の場面ではそうもいかないというところがほとんどではないですか。

ダメという言葉でパニックにならないよう、
すごく気を遣って使わないようにもしていて、
接する側としてはストレスもありました。
今は、ダメという言葉が、「その行動に対して言っているだけである」というのが伝わっているのかな、
うまく言えなくて申し訳ないのですが、
「君そのものを否定しているわけではない」とようやく少し伝わってきたような気もしています。
叱られて、そのときの受け止め方も覚えて、みんな大きくなるんですものね。
うちの母はすごく怖かった…i-202

プロの方の熱心な指導は励みになりますよね。
ともに考えていけるのは、
ゴンゴンさんが家庭での様子をしっかり伝えられて、
それぞれの場所の連携がうまくいっているからだと思いますよi-179
若い保育士さんが好きなのは、ええ、お約束のようなもので。
なんでわかるんだと、うちの二人を見ていても思いました。

| ムーコ | 2012/11/24 10:00 | URL |














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