弘前の猫と桜と
私の腕では写真に美しさがまったく残せていないのですが雰囲気だけでも

仙台ではお花見というものにほとんど出かけたことがありません。
ショマが小さいときに一度だけ行ったかなというくらいで。
本当に仙台の方にはゴメンナサイゴメンナサイ

仙台は緑の美しさは際立った都市ではあるのですが、桜の数が少ないと感じます。
桜を見るなら弘前よ~という郷土愛を持ち続け、
しかし、開花時期が最近の温暖化傾向で早くなり
(私が小さいころは毎年連休が見ごろでした。)
見に行く機会を逸していました。
今年は春が遅く、この連休に見に行くことができました。
弘前には夫が通っていた柔道場があり、
結婚して青森に住んでいた当時はよく遊びに行く町でした。
子犬だった竜太を連れて弘前までドライブも。
車酔いしたのか竜太は途中でゲロッパしたのでした。
あ~ここいらで竜太ゲロ吐いたねぃと
道中、酸っぱい思い出を語りあいながら、弘前へ。
予想していたのですが、駐車場がなく市内をぐるぐる。
この季節、民間の方がご自宅の土地を開放して駐車場として使わせてくれます。
タイミングさえ合えば停められるべぇとぐるぐるして、
ようやくある民家の土地に車を停めることができました。
そこで見たものは!

猫駐車場整理員さんであります。
なんてかわいい! スズと2人で窓越しにたくさん話しかけました。

するとお返事してくれたのですよ~

シャーーー


猫駐車場整理員さんの上司(つまり飼い主さん)にご挨拶をして
名残惜しさもありながら、猫駐車場整理員さんにいってきます!
**********

お堀の周りを歩いて弘前公園内を目指します。

明るさをあげるとこのような感じです。
歩道の下はすぐにお堀の水。
水との距離が近いので、ショマと歩いていたK子ばばんは
ショマが飛び込む

心配の気持ちはよくわかりますが、最近は飛び込みません。キリッ。
10年前ならキリッの自信はなかったです


城門をくぐり抜けて、公園内へ。


門をくぐると、日本最古のソメイヨシノが枝を広げておりました。

日本最古のソメイヨシノを前に直立不動兄弟です。


残念ながら、全体的に満開にはまだ早いかな~という状態。
弘前公園の桜の美しさは、ソメイヨシノとともに咲き乱れるしだれ桜だと思うのですが
しだれ桜もまだ咲き始めといったところ。
くわえて、前日までの雨を花びらが含んでいたのか
しおしおとうなだれているような花姿でした。
殿様(天守閣)に寄り添う、華麗で優美な姫たち(桜)的なイメージがあるのですが
姫様たちも、咲いたはいいけどこんなに寒いなんて聞いてないよ~状態のように見えました。

とはいえ、やはり天守閣と桜の競演は見応えがあります。
ああ、今弘前の桜を数年ぶりに見ているという実感が


桜の美しさに見とれるスズ。
……最近、彼はブログ用の写真ということを覚えてきまして
ちょっとしたポーズを取ってくれるんですね。お母さん、こんな感じ?みたいに。
したがってほんのりやらせ臭が。撮影が終わると顔も作らなくなるという。おそろしい子。


お堀にうつる桜。
ひとつの場所で桜の様々な表情が楽しめる、これが弘前公園の魅力だと思います^^
終わりのころには花筏。散りゆく桜への寂しい思いをのせていくように。

冷えてきたのでおでんでんと津軽そば。
津軽そばはつなぎに小麦粉ではなく大豆粉を使います。
弘前には古くから続く津軽そばの食堂がたくさんあり、
小説 『津軽百年食堂』 の題材にもなっています。
久しぶりにこの小説読みたいな~と思っていたのに、
家のどこを探しても発掘できないのですよ。ああ~気になるぅ。でも発掘に疲れました。
おでんと津軽そば、お隣のお店で珈琲もいただき温まったところで帰路へ。
お堀の周りをゆっくり歩いて駐車場へ向かいました。
猫駐車場整理員さんに帰りは会えなかったのが残念。
次に見に行く機会があったら、また猫整理員さんにお世話になりたいな。
さくら編、ちょっぴり続きます^^
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