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理由のないことは言わない子です。

数日前に、実母K子と大喧嘩をしてしまいました。
最初は電話で普通に話をしていたのですが、急に私の方がイラついてしまって
最後は言い合いで、キーッとなって電話を叩き切ってしまいました。

…しかし、後で考えてみるとどうにも全面的に私が悪い。
これは謝らなければなるまい、しかし、捨て台詞を吐いて電話を叩き切った手前、
すぐに私が悪かったです、ではなんとも格好が悪い…気がして
『素直になれなくて、冬』と自分にキャッチコピーをつけたいくらいに
すぐには素直に謝れなかったのです。

謝らねば、いや、このままウヤムヤにと自分で悶々と考えるうちに
頭痛がしてきて、ピリピリした空気を発していたのでしょう。
夫も私に気を遣っています。お土産を買ってきてくれました。
スズは私の心理状況に特に影響を受けやすい子なので
あまりイライラしたりするのはよくないと思いつつも、
お母さん、○時○分にすごく怒っていたんだ…と悲しげにつぶやいたりしています。

ショマは他者の感情を読み取りにくい方だと思うのですが
それでもショマなりに感じるところがあったのでしょう。
私の口元に手を持ってきて、お母さんニコッとしてね♪と言ったり
お母さん、どうしてハァッて言うの? と尋ねてきたりします。

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飼い主の心理状況にほとんど影響を受けない犬がいる一方、

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空気を読む犬、竜は私の後をついてきて、
顔を見上げる回数が多かったような気がします。
竜も高齢、余計な心的負担は取り除かなければなりません。

早く謝らんとなーと思いながらも謝れず。
ショマのお迎えの時間がやってきました。
バスから降りてくると、ショマはニコニコの笑顔でした。何がそんなに楽しいのでしょう。
なんだかよくわからないけれど、ショマがニコニコと笑顔でバスを降りてきたのを見たら
私も思わず笑いがこぼれてしまいました。
バスから降りて、家の車に移ると
お母さん、なんだかニヤッとしているね♪とショマに言われました。
ニヤッという表現より出来ればニコッの方がうれしいかなと思いながらも
そうだよ、お母さんショマを見たからニコッとしたんだよと返してやります。

家までの帰り道、スクールバスの後ろを車で走りました。
介助員さんがバスの中を歩き、ベルトを直したり、子どもたちと話しているのが見えます。
養護学校のスクールバスには運転手さんのほかに、
バスの走行中、子どもたちの安全を確保できるように介助員さんが乗車されています。
ショマが乗車するバスの介助員さんは女性の方で、
いつもショマのことを可愛がってくれているのです。
ただ、ショマに彼女の名前を尋ねると『せな けいこ さん』と教えてくれるのです。

※せな けいこさんとは?
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非常に有名な絵本作家さんなので説明不要とも思われますが
貼り絵を使ったレトロな作風はどこか懐かしさを感じるような
それでいて話的にはシュールな一面があり、とても面白い絵本を書く作家さんです。
ショマが小さい頃から大好きな絵本作家さんの一人です。

介助員さんのお顔と、絵本に載っているせなけいこさんのお顔は
年齢的にいっても明らかに違うし、雰囲気も違うのですが、
私が突拍子なく感じるような発言でも
ショマの中ではつながっていることがあり、
私がわからなかったり、感じることができないだけで
後でああ、あの言葉や行動にはそういう理由があったのねと思うことがよくあります。
その発見がとても面白かったりするのです。
なぜ、彼女が『せなけいこさん』なのか、まだ謎が残されているのですが
今日の帰りの車の中で、ショマがポロリと漏らしたことで、
介助員さんの本当の名前を私も知ることができました。
介助員さん御本人に確認していないので、真偽のほどはわからないのですが
たぶん本名はショマが口にしたものなのだろうと思います。
本当は前から本名も知っていたと思うのですが
かたくなに『せなけいこさん』と長い間言い続けているショマが
何か本当に理由があるのだろうなと思うといじらしいような、おかしいようなで
家に着いてからも笑いがこみあげてきました。

ショマもそんな私を見て
お母さんニヤッとしているね!!とまた満面の笑みで話しかけてきます。
さらにその後に

お母さん気持ちわるいよ。

といつも優しいショマに、弾むような口調で言われたことに
母K子との喧嘩のことなど吹っ飛ぶくらいの衝撃を受け
悪いのはわかっていても謝るのは都合が悪いなど自分の面子もどうでもよくなり
母に電話して謝罪を終えて仲直りすることができました。
この言葉に関しては言い間違いだったと思いたい。

| 自閉症関連 | 17:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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