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スズの夏休みを通してあれこれ思う。

夏休みが明けて子どもたちの学校が始まりました。
終盤はお約束の宿題の追い込み。スズよ、毎年じゃないか…。
朝は慌しくなり、親のほうもペースを戻していかなければ、です。

*******
今月末からはショマが参加する
スペシャルオリンピックスの陸上プログラムが始まります。

夏休みのある日、ショマと私と休みを取っていた夫と3人で
SOの事務局にユニフォームを受け取りに行きました。
去年は買わずに借りて済ませていたので

SO.jpg 
ユニフォームの受け取りも終わり、何かお昼ご飯でも買って帰ろうかと
近くのパン屋さんに寄ったあたりで、
辺りが真っ暗になり、雷が鳴り響きどしゃ降りになってしまいました。

ゴンちゃんはどんなに怖がっているだろう

急いで家に戻ると、サークルの中にはぶるぶるぶるぶる震えるゴンちゃん。
怖かったね~となだめると、
今度は部活に出かけ、そろそろ帰宅時間となるスズが気になってきます。
傘持たないで学校に行っちゃった…。

おい、雷が鳴ったからって親が迎えに来たことある?
過保護め! 過保護はそっちだ! と夫とわーわー言い合いながら、
車で中学校まで迎えに行きました。
結局、父母ともに過保護ということで

そーっと部室を覗くと、部員のみんなに混ざってスズもいました。
雷がおさまるまでみんなで部室で待機していたとのこと。
親が迎えに来るなんて、
かえってスズには恥ずかしい思いをさせちゃったかしらと思いましたが、
スズはそんなに気にする風でもなく、
じゃーねーという部員のみんなの声に送り出されて部室を出ました。
この日はみんなでお好み焼きを調理室で作っていたようです。

基本的に、自分がやりたいことをしてもいい部活動なので
スズは夏休み中は自分用の太鼓のバチを作っていました。
太鼓ドコドコドコドコ 
木を削ってやすりをかけ、
滑り止めにテニスのグリップテープを巻いて仕上げていました。
削るのが面白くなって、削りすぎて使いづらくなったと本人は言っていましたが、
木で作ってみるのが面白くなったようで、
いつか自分用の箸を作ってみたいと言っていました。
箸。箸ってどうやって作るのかしら???

去年までの夏休みと大きく違っているのが部活動への参加。
一日休んだだけで、活動がある日は学校に出かけていきました。
部活動が楽しいとスズが教えてくれました。
ちらっとですが、雷の日に部員のみんなとの様子も見ることができて
同じ世代の友達と、近い距離で時間を共有することに
スズはどんなに喜びを感じていることかと思うのです。

*******
先日、自閉症の東田直樹さんが出演された
「君が僕の息子について教えてくれたこと」という番組を見ていたときのことです。

眠れなかったのか一緒に見ていい?とスズが2階から下りてきました。

黙って見ていたスズでしたが、
東田さんが、人の視線について語ったときに
僕も同じように視線は怖いと感じることがあると教えてくれました。

また、文字盤でコミュニケーションを取る東田さんを見て、
こんな風にゆっくり自分の気持ちを伝えられて羨ましいと。

やっぱり自分の気持ちをうまく言葉では表せないと感じる?と聞くと、そうだ、と。
考えているうちに、うん、違うってなっちゃうと。

********
言葉にしてみても、自分の気持ちとしっくりこないことがあるんだね。

うん。早く言わなきゃと思うけど、焦っちゃたりすることもある。

それは大人でもとっても難しいことで
お母さんも、ああこんなことが言いたかったじゃないのにと思うときがあるよ。
ひどいこと言っちゃったかなとか。
大人になるまでに、そうやって迷って後悔しながら
人とどうやってお話しようかって勉強していくんだよね。
お母さんとお話するときはそんなに焦らないでしょう?

うん。

家ではゆっくりでいいから怖がらずに話していいんだよ。

******
成功からほど遠いところにいるような人にも美しい山が見えている、だったかな。
番組の最後に流れた東田さんの言葉に深い感銘を覚えました。
いろいろなものが見えていて感じている人たちなのに、
その思いを表出させる術が人とは違っていたり、拙かったり。

テレビを見ながらのやりとりを通して
ふだんあまり言わないけれど、
中学生になり、人の関わりも広がる中で
スズも思うところがたくさんあるんだろうなと思いました。

人との関わりの中で言葉を使うのは
便利であるはずだけれども、同時にとても難しいことだと感じます。
世の中、投げつけるような言葉を発する人もいるし、
逆に自分がそんな風に誰かを傷つけてしまうことだって多分にあるのです。

そして、特にこうした発達障害のあるスズのような子には
気持ちの読み取りが難しかったり、
逆に気持ちを読みすぎてしまうがために、
自分の気持ちを言葉にのせるという作業は困難であり、
ときには躊躇や恐怖も伴うものなのかもしれません。

限られた時間の中で過ごすとき、
人とのやりとりもスピーディな受け答えが求められるもの。
慌しいときを過ごす時代だからこそ、
親くらいは、
この子たちがゆっくり考えて、口にのぼる言葉を受け止めてあげたいと思いました。
自分ではうまく伝えられていないと思うときでも、
伝えたい相手を思い、ゆっくり考えて発せられた言葉は
人を傷つけることはないと思う、ということも今度はスズに伝えたいと思います。

| 自閉症関連 | 15:46 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ムーコさん、こんにちは^-^

ムーコさん素敵ですね!
親くらいは…私も同じ気持ちです!!

でも現実には中々思うようにはいかないです…(反省)
もっとゆっくり話を聞いてあげなければと改めて強く
思いました。

家の子は今6年生で中々に難しい年頃になってきました、
自分の障害にもどかしい気持ちが年々大きくなってきていて
親としてどう対応するべきか、悩ましい限りです…。

いつでもお母さんだけは君の味方だよと言い続けていこうと
思っています。

| yuu | 2014/08/25 17:20 | URL |

お久しぶりです☆

お久しぶりです(^_^)v

なかなかコメントできませんでしたが、ずっと読んでました。

ムー子さんの親としての素直な気持ちがとても崇高なもので、私が下手な文章でコメントすると、ムー子さんの崇高な気持ちに陰をさすようで、何度もコメントとかしたかったのですが、何度も書きかけてやめました(^_^;)。

でも、ムー子さんの文章みてると、本当、時々、ハッと気づかされる事が多いんです。うまくは言えないのですが(>_<)。


今回も、なかなか、うまく書けないのでやめときます(笑)。

しかし、スズくん、夏休み色々充実してますね♪そして、なんだか、成長しましたよね(^_^)v

そして、めごちゃん。なんで、そんな可愛いいのでしょ♪お琴の音が好きなのか、お琴の弦にじゃれたいのか不明ですが(笑)

| 葵 | 2014/08/25 21:42 | URL |

ご無沙汰しております。

先日、保育園の懇談会に参加すると、(うちの保育園は年少さんから縦割り保育なので、お兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に過ごすのですが)言葉の発達の早いお子さんは、お兄ちゃんお姉ちゃんの言葉をまねて、それが良い言葉もとげのある言葉も含めてで、お母さん方と“ついにこの時期が来たか・・・”みたいな話をしたのですが、うちは、おっとりさんゆっくりさんなので、お兄ちゃんお姉ちゃんと遊べるのが嬉しいばっかりらしくて、“空気を読んだりする壁”にはまだぶち当たっていないみたい・・・それはそれで、少し寂しかったり焦ったり・・・母だけですが・・・。

| ゴンゴン | 2014/08/27 14:36 | URL | ≫ EDIT

yuu様

yuuさん、こんにちは。コメントありがとうございますi-179

お母さんは君の味方、そうですよね。
特に生きづらさを抱える子の親は同じように思う人が多いと思います。
味方でいながら、
一番近くで見ているからここをもっとこうしたらいいのになぁと
口を出したくもなるし、もどかしい気持ちにもなるし、
そこが難しいところだなと思います。

けれども、親が思うように、ここをこうしたら…が簡単にできないからこその障害で、
一番もどかしいのはその子自身ですものね。
yuuさんのお子様がもどかしい気持ちでおられると読んで
改めてそう思いました。

この夏でスズもまた少し背が伸びました。
ちょっとずつ大人に近づいているんだなぁと寂しくもありますが、
時々自分のことを話してくれる時間を大切にして話を聞きたいなと思いますi-179

| ムーコ | 2014/08/27 17:21 | URL |

葵様

葵さん、こんにちは。
あまり更新できていないのに覗いてくださってありがとうございますi-179

崇高なんてそんなそんなi-201
こんなことウェブで垂れ流すのはどうかと思いますが
子どもってかわいいわi-178という親ばか子な気持ちだけで。
いろいろ言葉は足してますけれど(笑)
これからも親ばか更新が多々あることかと思いますががよろしくお願いします。

ねこーずも元気にしていますi-179
昨日くらいからこちらは急に肌寒くなり、
夏の間、つれなかった愛姫も毛布にくるまれておとなしくしています。

お琴を弾いていても面白いもので、音を怖がりそうな愛姫は必ず走ってくるんですよ。
反対に真生は音が怖いみたいで隠れてしまいますi-229
ただ、愛姫は弦を噛みたくて、
真生は大事なお琴の側面で爪を研ぎたくて狙っていますので、
お琴を片付けるときは厳重に布団でくるまれていますi-201

| ムーコ | 2014/08/27 17:33 | URL |

ゴンゴン様

ゴンゴンさん、こんにちは。
お身体の調子はいかがですか。いよいよですねi-179

保育所時代、やっぱりショマは年少さんのときに年長さんのクラスに入れてもらっていたんです。
当時は驚くべき反応のなさで、人はまったく目に入っていない状態。
みんなの真似をして…と望むのは親ばかりで、
そういうのを見るのはやっぱりつらいですよね。
懇談会でほかのお子様の様子を聞いては、ええーもうそんなに!って。

今、ご近所に小さなお子さんがいるのですが、
発達のスピードがすごくて、見るたび、もうね目ん玉剥くくらいびっくりしちゃうの。
うちの子のときと全然違うわって(笑)
今はそのお子さんの成長を見るのが楽しみで、
夫と、お互いそのお子様を見かけては報告しあっているのですが(←ちょっと危ない夫婦だわ…)
違って当たり前と思えるまでにもずいぶん時間がかかりました。

でも、ゴンゴンさんのお子様はお友達との関わりも喜んでいらっしゃる様子で、
それが気持ちを育てる土台にもなってくるんじゃないかなと思いますi-179

しばらくはゴンゴンお母さんも忙しい日が続きますよね。
そちらはまだ残暑も厳しいことかと思いますが、
あとしばらく、お身体第一にお過ごしくださいねi-179

| ムーコ | 2014/08/27 17:54 | URL |














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