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跳ぶ虫

スズの通う保育所で鈴虫の卵が孵化しました。
見せてもらったら、水槽に鈴虫の赤ちゃんがびっしり。
スズは虫がとても苦手です。虫の気配を察知すると行動範囲が狭くなってしまいます。
嫌いな人というのはまた対象を見つけるのが早い。
保育所では畑でじゃがいも、さつまいもなどの作物を栽培していますが
水やりなど作物の世話も、虫の影に怯えてビクビクでこなしているようです。
昼寝の時間に部屋に蠅などが入ってきたのを知ったならば、
その日は緊張でなかなか寝付くことができないといった有様です。

私もけっこう最近まで虫の類は苦手だったのですが
いつの頃からか、なんとなく大丈夫になってしまいました。
仙台では一般家庭でゴキブリを見かける機会も少ないですし…。
ムカデはちょっと怖いですね。
でも、私はもっと苦手な虫が、

カマドウマ 漢字で書けば 竈馬 

 彼を呼ぶときは私は 便所コオロギ と呼ぶ。


仙台に越してきたばかりのとき、古い借家を借りていたのですが居るんです、彼ら。
風呂場に入ると風呂椅子に斜めに立てかけてあるタライの中から
じっとこちらを見つめている(ように見える)。
昔話に出てくるスズメを取る罠のように見えて、中にいる生物はまるで別物。
何が怖いって、彼らは驚異の跳躍力でビョーンとこちらに向かって跳んでくる。
私の気配を察知されてはならない。跳んでくるから。
もう風呂には入れない。見つめあうカマドウマと私。この張り詰めた空気。
連休中に、インファナルアフェア三部作をDVDで見直したのですが、
この映画は全編を通して感じられる緊迫感がすごい。
潜入捜査官のヤンと潜入マフィアのラウの息詰まる対決シーン。
演技といえども凄まじいものだなと思ったのですが、
私だって私だってカマドウマと対峙しているときの緊迫感は凄まじいぞと。

先週の週刊文春誌上で、動物行動研究家の竹内久美子さんがご自身の連載にて
カマドウマについて、なぜ彼らは人に向かって跳んでくるのか詳しく説明されていました。
カマドウマはコオロギなどと同じく直翅目の昆虫であるが羽がない、鳴かない
目も退化し、明るいか暗いか程度しかわからない。
そのかわりに触角、髭、尾角で外界を認知していると。
触角は、振動だけでなく温度や匂いも感じ取るので、とりあえず物に触って確かめる
行動を取るのではないかと竹内さんは推測されていました。
なるほど、私としては確かめてもらわなくてもいいのですが…。

ここで写真をといきたいところですが、私は写真も見るのも怖いので
記憶をたどって今日の昼下がりに描いたカマドウマのイラストを載せようと思います。

【記憶に基づく絵なので足の位置などはお気になさらずに、なカマドウマ】
_4967942d2ca5c.jpg _4967942e8b568.jpg
さて、鈴虫もカマドウマと同じく直翅目に属する昆虫のようです。
綺麗な声で鳴くし、ハート型に見える羽もかわいらしい気も・・する。
保育所では鈴虫が数多く孵化したので、希望者に分けてくれることになりました。
まぁ、スズには無理だろうなと思っていたのですが意外なことに
鈴虫がまだ目に見えるか見えないかの大きさだったこともあり、
遠くから水槽を毎日覗くようになっていました。腰は引き気味。
これは虫に慣れるよい機会かもと思い、名前もスズに似ているし
スズも飼ってみたらどうかなと提案してみたのですが、飼うとなると怖くなってしまう模様。

スズの鈴虫参りは毎日続きました。
先週、スズの病院に行ったので、先生に鈴虫を飼ってみてもいいか相談してみました。
先生もかなり悩んでいて、賭けみたいなものと言われる。
うまくいけば虫に親しみを持てるチャンスでもあるが
下手をすればトラウマになってますます苦手になるかもしれない。
小さい頃の虫へのトラウマが原因で、この季節の外出が難しくなっている例もあるそうです。

「うーん、たとえば虫かごからビョーンと跳び出してきたとかね。
 そうなったら多分トラウマになるから、今は保育所で見るだけでいいのでは?」

と最終的に先生の意見も固まりました。
ビョーンと跳び出す。確かに怖い。でも鈴虫だしな。カマドウマとは違うよ。
と思っても鈴虫の生態に詳しくないので今回は鈴虫飼育は見送られました。
鈴虫も跳ぶのでしょうか。
4649aa4e.jpg
私の中の記憶鈴虫はこんなにもかわいらしいのに。

| 自閉症関連 | 16:42 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

カ、カマドーマ……。
漢字があったなんて、生意気なヤツだ。
私も子供の頃古い家に住んでいたので、
よくお目にかかりましたよ。
飛ぶんだよね~~~(泣)。

あ、これって「鈴虫」の記事?
違うよね、「カマドーマ」の記事だよね??

| 沢 丸芭 | 2009/01/31 14:58 | URL |

はじめまして、いつもこっそりblogを見せていただいております
北海道は湯の街登別在住 まきと申します。
7歳のダウン症児の男の子と、3歳の男の子の母です。

初コメントで突然ですが、私もカマドウマが大の苦手!です・・・
あの足が!足が!毛だらけで長いところが!怖いんです・・・
そして必ず私に向かって脅威の跳躍力で飛んでくる所も(涙)

ある日、夕飯の支度をしようと、台所の戸棚をあけたところ
中からぴょ~~んとヤツが!!
よけきれず「うーわーーー!」と叫びながら
マトリックスばりに後ろにのけぞって倒れたら
カマドウマが私の顔に着地・・・!

あの時は本気で気絶しそうでした。


次の日、窓開けてたせいか
ご近所の奥様に「昨日どうしたの?すごい叫んでたけど」と
真顔で言われてしまいました・・・

| まき | 2009/01/31 15:00 | URL |

ムムムムーコさん・・・
今日ばっかりは読んでいて鳥肌がたちました。
かまどーまってその響きも怖いです。
虫、きらいです。あ、でもトンボとかは平気です。

虫ではないけどこの前ナメクジに悲鳴をあげました。
ひゃぁぁぁという悲鳴でした。
私ってひゃあぁぁと叫ぶんだ、と知りました。
そして後日、今度は部屋の中で蛙に遭遇し
悲鳴を上げながらつかまえて外に逃がしました。
さぞかし近所迷惑だったでしょう。

かまどーまのイラストの足がほんっとに怖いです。
なんか筋肉隆々な後ろ足がこわいよぅ

↓の竜くんの顔をみて心を落ち着かせました。

| keia | 2009/01/31 15:01 | URL |

生き物大好きなわたしですが、虫はすべておっけーとはいきません。
かさかさ系(バッタ、セミ、トンボなど)はいいのですが
てかてか系はぜったいにだめ。
てかてか系とは、ゴキブリをリーダーとするこおろぎなどです。
カマドウマっててかてか系ですよね?
鈴虫は父親が一時こって、水槽何個も使って飼ってたので
まあ、慣れてきましたが、それでも鳴かなけりゃゴキブリと似てるし。(笑)
特に赤ちゃんはこわいわ。
でもよく見てました。きもちわるーーーって鳥肌になりながら。(笑)

| ふーたまま | 2009/01/31 15:02 | URL |

沢 丸芭様
なかなか風情のある漢字使うよね。
台所など竈付近に棲息する馬みたいに見える虫だから竈馬らしい。
英語に直すとキッチンホース、お洒落だよね。
もちろん、私の実家にもいました。でもうちはゾウリ虫がすごくて。
母がいつもサッとティッシュでつまんでいたのですが、
そのうちティッシュではもったいないということになり、
ある日捕獲道具はガムテープになりました。
さらに1回1回切って使っていたのでは大変だからと、最初に長く切っておいて何度も使う。
何度も使う。。あとはご想像くださいねっ。

>あ、これって「鈴虫」の記事?
>違うよね、「カマドーマ」の記事だよね??
ううん、緊迫感のある演技はカマドーマがいればできるので
私も映画に出てもいいよという記事です。

| ムーコ | 2009/01/31 15:03 | URL |

まき様
まきさん、はじめまして~。
熊の街、登別の方なのですね。遠い遠い昔に行ったことがあります。
木彫りのネックレスを買いました。まだ売っているのかしら。
お子様の年も近い~。これからもよろしくお願いしますね(^^)

さてさて、素敵な恐怖体験の報告ありがとうございました。怖すぎです。
足長いですよね。ヒデキばりに長い。
そして毛むくじゃらなのですね。そんな男な一面は知りませんでした。
今回、少しカマドーマについて調べたのですが
顔に着地される体験をされた方がやはりいらっしゃいました。
失神ものです。まきさん、よく声を出せました。
その他非常にひんやりする体験記がいくつかあったのですが、
私は洞窟に入って上を見たら、カマドーマビッシリ がかなりひんやり。
でも大丈夫です。ゴキブリホイホイで捕獲できるらしいですYO。
ゴキブリホイホイにビッシリ入っていることがあるそうです、きゃーーー。

| ムーコ | 2009/01/31 15:03 | URL |

keia様
カマドーマって他にはない響きがあるよね。
カマドーマを研究されている方のサイトで彼らを
「地底人」と表現されていてなるほどと思いました。

あ、私ナメクジは平気です。
しかし、蛙に遭遇とは・・。keiaさん頑張ったねぇ。
サスケ君が食べなくてよかったよかった。
昔、寄生虫博士の藤田先生が犬雑誌で連載を持っていて
ラブのお尻から白い糸が出ていてという話がありました。
飼い主さんが割り箸でくるくる巻きとっていったらば、あ~ら寄生虫。
カエルを食べたときにもらったらしいのです。
うちの竜あたりは怪しいものです。

あっ、そういえばカメムシが駄目かな。
おならをぷぅとするのは、まぁユーモラスという言葉で許すとして
意外にね、予測不能な動きをするのですよ。
そして羽音がビビビビビビなのです。
実家にいたときは姉に100円払ってとってもらっていました。
姉はまだ田舎在住なのでカメムシ獲りに追われているらしいです。
そして長くなりますが、もうひとつ、ムーコじゃらんより夏休みの旅行にいかが?という情報です。
青森にひなびた素敵な温泉宿があるのですが
カメムシがたくさん出るのでカメムシ捕獲用の箸と、閉じ込めておく瓶が置いてありました。
宿は本当に素敵です。

絵も褒めてくれてありがとう。褒めているのとは違う気もするけれどありがとう。
時々、夫の顔もさらりと描いたりするのですが、ふざけんなと本気で怒られることがあるので嬉しいです。

| ムーコ | 2009/01/31 15:04 | URL |

ふーたまま様
なるほど、ゴキブリをリーダーとするてかてか系。
カマドーマもてかてか系ですね。体は弾丸のようなイメージ。
でも、カマドーマの話ばかりでもなんですから・・・。
想像してみてください。

~ある夏の日。ふーたままさんと相方さんはふーた君を伴って青い海にやってきました。
残念、鳥かごはかさばるので今日はおかちんはお留守番です。
テトラポットに腰かけて野球カードについて語り合うのも楽しいものです。
無数のフナムシとともに2007・夏~

てかてか系ってなんかカルシウム豊富っぽい感じも怖いですよね。
もしかして食べられる? みたいな想像もできるのが怖い。
と思ったらやっぱりフナムシ食べられるようだ。嫌だ。嫌だよ。
あっでも私、黒いゴキブリまだ見たことないんですよ。
東京のバイト先にいたのは小さい茶バネでした。
茶男は部屋に連れ帰ってきたことがあるよ。バッグに入ってた。
一人暮らしの若い女性の部屋に来てみたかったんだね。

今日、保育所に迎えに行ったらナイスタイミングで
鑑賞しやすい位置にスズムシが移動していました。
じっくり見てきた。小さいのはほんとにゴキブリそっくりだね。
水槽の中にひしめきあいながら、触角を動かして煮干食べてた。
スズに聞いたら、スズムシと蝶は好きなのだそうです。
やっぱり飼えってことかな(笑)

| ムーコ | 2009/01/31 15:04 | URL |

カマドーマ・・・お目にかかっているのかもしれないが
私の記憶の中にはいません。
インドの何かかと思いました。名前から。。。

虫は・・・
主人の実家から送られてきた米の中に
居たことがあって、数が結構多かったので
困ったことがあります。
今は・・・送られてきません。

やっぱり、たくさん見るとダメですねぇ。

| ソフィア母 | 2009/01/31 15:05 | URL |

ソフィア母様
ソフィア母さん、断言しましょう。
ソフィア母さんはきっと彼らにお目にかかったことがないのだと思います。
ソフィア母さんが、とっても虫好きなファーブル奥様だというなら話は別ですが
彼らはちょっとやそっとで記憶の海に沈めてしまえるような姿はしていないからです。
カマドーマ! とインド舞踊のような響きを聞けば
すぐに頭の中から鮮明に蘇る彼との逢瀬。彼がやんちゃに跳び付いてきた日。

おコメに入っている虫ってなんでしょうね。
よくコメ虫なんて呼ばれている虫かな。
たくさんも怖いけれど、カマドーマは一匹で破壊力抜群です。
けっこうでかいのです。
ソフィア母さんがこのまま彼らを知らなくて済みますように。

| ムーコ | 2009/01/31 15:06 | URL |














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