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屈託のない子ども


私の父母は今回、仙台の私の家を拠点にして旅行をするために
はるばる青森からやってきました。

2人の年齢を足すとフルムーンどころか、
故泉重千代さんの年齢も超えているというのに、
ふたり別々の目的地へと旅立って行きました。
父は日曜日から一人で草津に一泊、月曜に帰宅。
一人しっぽり草津温泉、楽しいのかどうか、私には未経験なのでわかりません。
母は親戚のおばさんたちと総勢9名で、長野へ月曜から今日までの旅行。
どうして母は自分の夫を連れていってくれないのか・・・。
お陰で、草津から一足先に戻ってきた父と二日間過ごすことになりました。

母と旅行に行くおばさんたちからは
「ムーコちゃん、お父さんを嫌わずに仲良くするのよ。」と忠告され、
実姉からは同情され、夫からはお父さんと何の話をするの~とニヤニヤされ・・あぁ。
別に父を嫌っているわけではないの。何を話したらいいかわからないだけなの。

父も気を遣っていろいろと話しかけてくれるものの、
どうにもこうにもぎこちない空気が漂います。父は子どもに怖がられる面相なのか、
子どもに慕われているのを見たことがありません。
そんな父にお構いなく話しかけたり、近づいてそっと口づけをかますのがショマ。
お母さん、そんなショマを尊敬しちゃうぞ。
ずっとじいちゃんと一緒に寝るなんてすごいぞ。
怖いという概念がないのか。屈託がないというか、空気読んでないというか。

食事時にも会話を絶やさないショマ。
スズの好きな言葉「ウンチ」が伝染して食事時にも平気で口にしちゃうショマ。
その度に、厳格な父の顔がピクつくのを見て、私の心は凍りついています。
「ショマ、三年生になったんだからそういうことは言いませんよ。」と
言葉で優しく諌めてみます。が、

ショマ、空気読めやコラ

と心の中で口汚く罵ってしまうもう一人の自分がいます。
スズが「ショマ、何年生になったの!!」とショマに注意するのを聞くと、

「もともとお前が喜ぶからショマは言い出したんじゃ、コラ」

と幼いスズにまで心の中で怒鳴りつける自分を感じました。
自分の中に眠る恐ろしい母性が完全に目覚める前に、今夜母が帰宅しました。
あ~よかった。ぎこちないながらも、
なんとか親娘らしく振舞って二日間を終えることができました。
今夜もショマは父に抱かれて眠っています。

| 自閉症関連 | 23:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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