PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ちょっとイイ話


ショマが長期休暇に入ると買い物に不便を感じる、連れていく場所がないなど
大変な面はあるものの、バス停までの送り迎えがないという点では気が楽になります。

勝手に空いている場所に車をとめて、さも自分専用パーキングという顔をして
バスを待っているのも心苦しいものがあります。
今年度は新道路造成のために、帰りのMyパーキングとして勝手に使っていた
某スーパーの従業員用駐車場が潰されることになってしまいました。

そこで、ある車メーカーさんの整備工場の敷地内を、新たなMyパーキングとして
数十分の間使わせてもらえないかと頼んだところ、快くOKしてくださいました。
この整備工場には、一般の人用のコイン洗車場が併設されているので、
現在はそこに車を停めて帰りのバスを待っています。

最初頼みに行った時、偉い人がコワモテだったので、気弱な私はかなり
びびってしまいましたが、その後コワモテさんがとても温かい眼差しを
ショマに向けてくれるのを感じるようになりました。

ある日、何があったか珍しく泣き顔でショマがバスを降りてきました。
コワモテさんは事務所を猛ダッシュで飛び出して、
ショマに駆け寄り、販促用と思われるカエルのマスコットを握らせて、

「どうした、泣いちゃだめだ!!」

と言って去っていきました。おじさーん、私が泣きそうです。うれしくて。

ショマの送迎の時間が嫌だなぁと思うのは、まぁメンドクサーというのがひとつ。
さらに、車の中から忙しそうに行きかう人をぼんやり眺めていると
自分たちだけが異世界の住人のような気がして、
気持ちがどんどん滅入ってくるというのも理由のひとつです。

特に朝は他の学校のバスも多く、楽しそうにおしゃべりしているお母さんたちを
見るといいなぁと思ってしまったり、自分が人とは少し違っていることすら
わからないショマが無邪気に

「ショマも○○学園に行きたい、○○高校に行きたい!!」

と言うのを切なく感じたり。・・・多分ムリかなぁなどと言えるワケもなく。
ホントに、この世で一番私を切なくさせる男はショマ、間違いなくお前だ~。

実際は私たちだけが苦しいわけではなく、楽しそうに見える人だって
悩みを抱えて生きている、そんなことはよくわかっているつもりなのに、
毎日毎日少し切なくなって。
だから、おじさんが駆け寄ってくれた時、自分の知らない所で誰かから気にかけて
もらっていることがこんなに嬉しいものなのかと思いました。
誰かが苦しいとき、辛いとき、押し付けることなく、
そっと手を差し伸べられるような人間に私もなりたい。

thumb_1143477904.jpg 
おじさんからもらったカエルさん。実は、家にもともと別の1個があり、
どっちがおじさんから貰ったカエルなのかが、わからなくなってしまいました。
ひー、適当人間・母。カエルの服を引き剥がした恩知らずショマ。


| 自閉症関連 | 00:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://shomasuzu.blog14.fc2.com/tb.php/574-5cb45bee

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT