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自閉症児と犬と猫と

AOLさんからFC2さんに引越してきました。 
引越しのお知らせ遅くなって申し訳ありませんでした。
なんとか過去ログの画像のアップロードも終わらせました。
抜けがあったら、でっかい竜と小梅が出てくるかもしれません。
コメントの移行はまだ済んでいません。
自分の思いを言葉足らずで表現できないとき、
頂戴したコメントで、あっ、そうだ、そういうことを言いたかったんだと補完できたり、
新しい発見に気付いたり、そのようなことが多々ありました。
すべての移行は無理かもしれませんが、
向こうのページがなくなる残り一週間で移せる限り移したいと思っています。

今回、過去ログをすべて見直して、三年あまり続けてきた日記ですから
いろいろなことが思い出されました。
開設したのが、2006年の1月、当初は私と、たぶん私の姉だけが見ている状況で
┃_・)ジー とupした日記を覗きにきては
またアクセスが私ひとりに近い状態で一日が終わってしまった…という日々でした。
しばらく、~〇〇ですか?、~〇〇ですよね? という問いかけ型の文章が
気恥ずかしくて使えなかったことも思い出のひとつです。
だって、自問自答の文章になっちゃいます……よね?

日記開設の目的のひとつに竜のことを残しておきたいというものがありました。
当時、竜も九歳になっていましたが、今見るとそれでも若い!!

【お休み中、ちょっと体調崩してました。】
出ない… 
便秘で。
後ろ足の踏ん張りがきかなくなって、出すものがスッキリ出なくなってきました。 
もともと便は固いほうだったのですが、キレの悪い状態が続いたことで
ちょっと苦しくなってしまったようです。

【出ました。元気になりました。】
残便感ナシです! 
ウンチが出てスッキリ。元気になりました。ああ、これも年齢だなぁと思う。

目的が竜のことを残す、ということだっので初めの頃は犬関連の日記がとても多いんです。
最初は自閉症の子どもたちのこと、どこから何を書いていいのかわからず、
でも自閉症を知ってもらいたいな~という気持ちももちろんあって
だがしかし、あんまり説明的になるのも読んでいる人にはつまらないだろうな~と思いつつ
子どものことは恐る恐る書いていたように思います。

ブログにはご存知のことと思いますが、アクセス解析というものがついています。
どんな検索ワードでこの日記にたどり着いたのか、というのは
解析で私だけが知りえる情報なので記すのはルール違反だとも思うのですが、
今回に限って公表させてくださいね。
検索ワードでダントツに多いのは 「自閉症 犬」 です。
子育てに一段落して犬を飼おうと思っていらっしゃるのかな、
もしかしたらアニマルセラピーとかそういうことを勉強している方かもしれないぞ、
いろいろと勝手に想像します。気持ち悪かったらごめんなさい。

自閉症児と犬、今は猫もいるわけですが―動物との関わり、
この関係性はどのようなものなのだろうといつも彼らを見ながら考えます。
別に我が家だけが、障害児もいて、なおかつ動物を飼っている家ではない。
それでも自閉症児と動物との暮らしの中での関わりあい、動物が与える影響は
私の中で突き詰めて考えてみたい事柄でありました。ずっと。 
考えて答えが出るようなことでもないのですが、
過去ログを見ながら、ショマとスズそれぞれの動物との関わりについて考えていました。

スズの場合なら、スズは叱られたりした際、
気持ちに逃げ場のないときの最後の逃げ場所、駆け込み寺は動物がいるところなのです。
私に叱られたりすると、小梅とひっそりと毛布にくるまっているときもある。
動物が好きな人が感じる、温かいものに触れる喜び、安心、
言葉がなくても慰められているような実感は彼の中にあると思います。
一般的にセラピー効果として求められているような動物の役割ってここなのだろうと。
逆に小梅が叱られていたりするとスズがかばいにやってくることもあります。
おお、心温まる関係。
 
ただ、ショマの場合となると関わり合いはスズとはまったく違う。
犬と関わることで、ショマに温かく優しい心が芽生えたと思います。
動物と暮らすってとっても素敵ですよ♪
…そう書けたらいいなとも思うのですが、
それは私の親としての期待を込めた思いであって、
真実そうかと問われれば、特に影響ってあってないようなものかな~とも思える。
また自閉症の人の中には犬の鳴き声が苦手という人もいます。
毛むくじゃらの犬が恐ろしい存在に見える子もいるかもしれません。
だから、自閉症児のいる家庭に犬のいる生活、オススメです!とも書けないです。

ドキドキドキドキ…白怪獣なのかしら。
私の部屋着が… 
動物との触れ合いの中で生まれる心の動きは、目には見えない
形のないものですから、影響ナシ!!とももちろん言い切れません。
でも、私たちの中にも動物が好きな人、嫌いな人いろいろいるように、
ひと言で言えば、たぶんショマは大きい犬はもともと得意じゃない…残念ながら。
ウサギや猫のような小さい動物はOKらしいです、虫ならなお可、大好きです。
彼が生まれる前から竜太がいるので、
犬がいる生活が当たり前になっているだけのような。
最近ショマも落ち着いてきたから、そろそろ犬と暮らしたいね~というのは
たぶんウチは無理だったと思います。よかった、先に竜太がいてくれて。

【幼いころから一緒ゆえに恐怖心が薄れる一例】
なぜそんな浮かない顔、小梅 
犬がいることで自閉症の子に現れる変化ってあるのかしら…と思っていたときに
友人の沢さんに自閉症児と動物の関係ってなんなんだろうねと問いかけたことがあります。
沢さんから、「私は容赦のない関係だと思う。」と言われ、
今までいわゆる癒し、セラピー効果? が大きいのかなと思っていたのですが、
容赦のない関係と聞いて、その言葉がストンと胸に落ちる気がしました。
たとえば、特別支援学級の子が交流で普通学級に行ったとして、
仲良くはできるんだけど、どこかお客様を迎えているようなぎこちなさが残ったり、
そういうこともあるけれど、動物ってそうじゃないじゃない、
しかも動物だから思う通りにならないこともあるよって場合もあるしね、と。
沢さんは自閉症の人と犬とを遊ばせたらどうだろうと思い立って、事例を探していて
そのとき知ったのが私の日記なのだそうです。
ゴゴやクーコ(沢さんの愛犬)みたいなおとなしい犬じゃだめなのよ、
竜ちゃんや小梅ちゃんは思う通りにならないとう点で理想的!とは沢さんの当時の弁。
もう褒められているんだか、なんなんだか(泣笑)

あちこちに話が飛んで申し訳ありません、また飛びます。
ずいぶんと昔の話なのですが、
ショマとスズ、二人ともに自閉症なのは、お母さんが犬に愛情をかけるから
そのことに寂しさを感じているのが原因なのではないかと言われたことがあります。
もう~そのときは憤慨ですよ。自閉症って後から「なる」ものじゃないって。
普通の家庭に犬がいるだけならこんなこと言われないのにって。
かなり年配の方に言われたことだったので仕方ないかなと反論も諦めました。
が、うーん、当時は憤怒していたのですが、
いとおしいと思う気持ち、大事にしたいと思う存在、
それは私にとってショマやスズだけじゃないというのは本当のところ。
どんどん家族が増えることで、それぞれにかける時間は分散されるし、
必ずしも子どもたちの都合を私が優先するわけでもない。
そして、子どもたち自身も自分たちの都合が優先されるわけではないと理解している。

子どもたちが動物と暮らす効果必ずあり!と断言することはできないけれど、
ショマとスズはそれぞれの動物の暮らし方に合わせて、
生活の変化に柔軟に対応する力にだけは長けています。
これだけは自信をもって言える、うん。
家庭の中で生まれる状況にあわせる対応力がついたこと、この点は
動物と暮らす生活―ときには意のままにならない生活、を続けてきたことで
培ってきた部分なのかなと推測しています。
変化に弱いというのは障害に深く関わる部分であって、
ショマも幼い頃は部屋の雰囲気が変わることが駄目でした。
だから、生活のスタイルを変えることが苦痛だったことも過去にはあったはずです。
今は、竜ちゃんと小梅の遊ぶ時間だから、僕は静かにソファで本を読むことにしますとか、
メゴちゃんとサマ君が遊んでいる時間は、真生ちゃんは別行動ですね、とか
(もちろん上記のように言葉に出して言うわけではないですが)
対応の仕方を私がいちいち教えなくても、自分で周りの状況を読みながら動いてくれる、
しかも自分の居場所も確保しながら、これはありがたいことだと思います。
 
私、親だから書いてしまいますけれど、
ショマの成長の過程を見ていると
人類の進化の過程ってこんな風な様相を呈していたのだろうな~と思うのです。
幼い頃の彼を私はとても原始的な人間に感じました。
研ぎ澄まされた感覚、だから感覚の中で遊ぶ、
自分という存在を感覚の中で確認する。
研ぎ澄まされているが故に目で見るもの、耳に入ってくるもの、
触れるものを畏れることもある。
羞恥心は薄く、感情の細やかな動きはない(と思っていました)。
他者との関係の中でようやく少しずつ世界が開ける、広がる。
ショマと竜・小梅との関わりあいを思い返しながら、
お互いの世界の距離感を保ちながら、少しずつ近付きあう、
人間ってこんな風に動物と接することから始めて、共存してきたのかもと想像しました。
スズと動物との関係のように、私が見てわかりやすくて、
まぁ!! 心温まっちゃう!!というものでもないのだけど、
距離感を保ちつつ、自分の居場所も確保、共存、
ショマと動物との付き合い方、関係性もああ、悪くないなと。シンプルでいいのかもと。
そんなことを思った引越し作業期間でありました。

もう気付いている方もいらしたのですが、
よい機会だったので、ブログのタイトルを変えました。長いです。「猫×3」が入りました。
人気ブログランキング登録の際には、タイトル長い!と後半切られてしまいました、ぐす。
今日の日記のタイトルになっている
「日月譚 自閉症児と犬と猫と」にしようかな~とも思っていたのですが、
ひとりひとり、一頭一頭、一匹一匹、さらに一匹
この日記ではみんなが主役だよという思いを込めて、
どうしてもそれぞれの数は入れたくて結局長くなってしまいました。
夫は入れなくてもいいのかという疑問も残るところですが、まあ細かいとこはモニョモニョ。

ショマ、スズ、竜太、小梅、真生、愛姫、左馬介、
夫と私とがいて一方向ではない様々な関係が生まれる。
小さな家庭の中での出来事ではありますが、
これからも彼らそれぞれの姿を見つめながら毎日の暮らしを綴っていきたいと思います。
改めてよろしくお願いします。

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ありがとうございます。よろしくお願いします。

| 自閉症関連 | 09:18 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

祝☆お引っ越し

お引っ越し大変だったようですね(+_+)
お疲れ様でした
PCにもブログにも縁遠い私には、快挙!の一言に尽きます♪

いつも楽しみに覗いていますが、今日のブログ読んでてお久し振りにコメントさせて貰いたくなっちゃいました

私は、従兄弟の気になる言動の答えを何処かに求め色々さまよっている時こちらに辿り着きました
すぐに明るくお話上手なムーコさんの虜に(o^-^o)
けれど、時々昔のお気持ちを綴られる時の、胸が締め付けられるような切ないお言葉に、
『ふらりと(毎日チェックしちゃってますが)読むのは失礼なのかもしれない…』
と身を縮める時も

何年も前に成人した従兄弟に叔母は《(幼少時祖父と同居していた)環境が悪かった》の一点張り…
私や周りが口を挟みすぎる事も憚られ、傍観者でいることしか出来ず…
けど今日のムーコさんに出て来た「犬に愛情注ぐから~」?なんて暴言吐く輩がいる位ですからね(`ヘ´)
叔母自身の『環境のせい』と譲らぬ姿が、その相手と重なりました

頓珍漢な上、大変長くなりごめんなさいm(__)m
これからも大切なショマ君・スズ君、竜くんや小梅ちゃん・にゃんこちゃん達、そしてムーコさんご夫婦の大ファンでいさせて下さ~い☆

| あこ | 2009/01/25 00:10 | URL |

祝 お引っ越し

おめでとうございます。
たいへんだっんですね。拍手
しかししょっぱなから長ーっ。
私みたい ^^
ここのところ、私のブログも長くて。
みんな読むのがしんどいみたいです。そうかなあ??

いよいよ、あちらのほうも佳境でしょうか。
よろしくです。

| lotta | 2009/01/25 22:40 | URL | ≫ EDIT

あこ様
あこさん、コメントありがとうございます。
お返事遅くなって失礼しました。
ふらりと立ち寄って読んでもらえる、とても嬉しいです。
ちょっと読むには長すぎるって気もしますが^^;

なるほど、あこさんの周囲ではそのようなことがあったのですね。
どこかに、なにかに答えを求めたいという気持ち
なのかもしれませんね。
私も犬云々はけっこう言われましたけど、
子どもたちが彼らを必要としているというより、
一番は私が彼らと一緒にいたいというのが大きいので
言われてもしょうがないかなというところもあるんです。
でも二人目、スズを授かったときにもがーんということを言われたこともありました。
ああ、障害児が一人いるとこういうこと言われるんだと。
今なら、傷つけようとしているわけではなく、
心配から言っていたんだなと思えるところもあって。
障害のある人とともに生きるというのは、
その人が抱えている困難に寄り添うというだけでなく、
彼を取り巻く周囲との関わり合いを
私がどう咀嚼して受け止めていくのか、
そういうことも含まれているんだな~と思うこの頃です。

あこさん、こんな長い文章にコメントありがとうございました。
細々と続けていくつもりですので
またぜひ遊びに来てくださいね!!

| ムーコ | 2009/01/26 16:08 | URL |

lotta様
たぶん、こちらは(まだ調べていないのですが)
字数制限ないのかな…危険です。
今回、長いうえに何書いてるんだかわからなくなってしまいました。
lottaさんの文章が長いと思ったことはないなぁ。
もっと長いの読みたいくらいですが、
すっきりとまとまっている、さすがプロと思います。
なるべくすっきりなるよう頑張ります。できるのか…。

そうだ、話飛びますけれど
お菓子作りと写真にはまっているlottaさんに
ご紹介したいサイトがあるんです^^
先日、本家サイトの方で紹介されていた
素晴らしい料理サイトを拝見して、
lottaさんならきっとここも好きかも…と思っているサイトです。
後でメールしますね。

| ムーコ | 2009/01/26 16:18 | URL |

お引越し、お疲れ様でした!
本日気づきました…危ない危ない。
ご無沙汰してしまっていてすみません!

私の弟は心の病気にかかり、実家に帰ってきたのですが、実家のワンコさんが亡くなってしまっていたので、新たにわんこを迎えましたが、結果的によかったのかも知れません。
アニマルセラピー効果、抜群だったようです。
我が家にもぜひ!と思いますが、旦那がねぇ…
いまいちうんといいません。
そのうち実力行使?か?とも思っていますが(笑)

実家にわんこがいるせいか、子供たちも怖がらず、今はお友達のようになっています。
2人プラス1匹(はためからみたら3人なのですが)で、うふふあははと遊んでたり、3人そろって怒られてしょぼーんとしてるのを見ていると、微笑ましくもあります。

ムーコさんのblogを見せて頂いていると、ほんわか心があったかくなります。
これからもよろしくお願いします!


…長文になってしまった…ごめんなさーい。

| まっきー | 2009/01/26 22:57 | URL | ≫ EDIT

まっきー様
ご無沙汰なんてとんでもなーい。
私、ずーっと休んでいたし。
引越しのお知らせもぎりぎりに近い形になってしまって、
でもまっきーさんの目にとまってよかった。

まっきーさんの弟さん、動物との暮らしが合ったんだ。
まっきーさんのお子さんたちもすっかり慣れたようで^^
やっぱり簡単に言うと動物との間には垣根がないんですよね。
「今小梅にこうしたけれど、そんなことあなたがされたらどう思う?」
今優しくしてもらったからとっても喜んでいるね、等
自分がされたら嫌なこと、してあげたら喜ばれることというのが
とても伝えやすかったりするのです。
あっ、これは「人対人」で教え込むとなると角が立つだろうなと思うことがあります。
動物に多くを期待せず、多くを背負わせない、
こう思っているのだけど実際の生活ではずいぶんと助けられているなぁと思います。

まっきーさん、時がきたら実力行使ですか。
ほぼ実力行使だけで増やしてきた人間がここに…。
あ、挨拶忘れておりました、今後ともよろしくお願いします。
まっきーさんがお手すきのときにお話させてもらえたら嬉しいです♪

| ムーコ | 2009/01/27 09:24 | URL |














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