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スズのほろ苦体験

運動会の話、続いていてごめんなさい。
今日はスズの運動会話にお付き合いください。
担任の先生には最初は母K子が付き添うことを伝えておきました。
おばあちゃん一人でいては気まずい思いをされるかなと
先生は心配されていましたが、それよりも…。
孫がどんなに可愛いかトークを際限なく繰り広げられることが心配。
今年は新入生のお友達が二人増えたこともあって、
先生は校庭を東西南北走り回らなければならないので、
トークは別の機会にしてねと母にお願いして、スズと二人送り出しました。

私がスズの学校に昼前に行ったときは、先日も書いた通り、
徒競走も終わって、母K子とスズ、ベンチに二人仲良く座っていました。
私が残り見られる競技は玉入れのみ。
一年生と二年生の合同競技なので去年も玉入れを見ました。
去年経験していたこともあって、
交流クラスのお友達の列に並んでの入場もスムーズでした。
手に薄紙で作った花をつけて、ワーワーと玉を入れて盛り上がっていました。
事前に先生から競技を見やすい場所を教えてもらって 母と二人で移動。
それでも多くの子どもの中にいると、どうしてもスズを見失ってしまうのです。
ところが…

リュウコメ3587-1_1 最初はこんな風に静かに座っていて~
リュウコメ3581-1_1 リュウコメ3604-1_1 

玉を数えるときに、『イーチ(ドーン) ニー(ドーン) サーン(ドーン)』と
数に合わせて和太鼓が鳴るのですが
和太鼓の音に合わせて、一回一回取るポーズが違う! ご丁寧に違う!
ええ、とても目立っていてたくさん写真を撮ることができました。
ただ、スズのチームは玉数えが途中で終わることが多く(つまり負け)、
最後に取ったポーズのまましばらく固まっていました(笑)

玉入れも終わって、午前の競技も終わりお弁当の時間です。
スズに今年はお稲荷さんを作ってとリクエストされていました。
はて、大好物という印象もなく、お稲荷さん好きだったかしらと思い、
好きだったんだねと問いかけたら、お稲荷さんってなんだっけ? と
予想外の返答が戻ってきました。
忘れているのにどうして食べたいと思ったのでしょう。謎です。
一応お稲荷さんを作り、別の押し寿司も作って持っていきました。
リクエストしたということもあって、お稲荷さん完食。
美味しかったのかどうかは無言だったので不明です^^;

お弁当を食べて残ったお昼の時間は
校庭でフリーで遊ぶことができるので、スズも遊びに飛び出していきました。
ここで事件が。
上級生のお兄ちゃん二人とちょっとしたことで揉めたのです。
私もすぐそばで見ていて、さてどこで間に入るかなと思って迷いました。
お兄ちゃんたちにも言い分があり、スズにも言い分があり、
うーん…というところでしたが、
言葉でまだスズはうまく自分の言い分を伝えられないので、
お兄ちゃんたちも少しイラッときてしまったんですね。
体を押されたところで、ここがスズには限界だと思い、
まだ上手にお話できないから悪いところは私から言っておくねと伝えて離しました。
手を引いて、席に戻ったのですが、歩いている間もずっと目を閉じたままです。
現実がつらい、耐えられないというときに
目を閉じてしまうことが多いのですが久しぶりに見ました。
席で待っていた母も異変に気付いて、どうしたのとスズに声をかけたところで
こらえきれずワーッと泣きだしてしまいました。
私と母とでもう帰りたいというスズを慰めていたわけなのですが、
ここが難しいところで、泣いて辛いということを訴えてもらうのもいいのですが
たくさん泣かせてしまうといつまで経っても気持ちが切り替わらないのです。
結局、昼間にこういうことがあって、調子が崩れましたと先生に伝えました。

先生も忙しい中で大変だったのですが
午後時間があるときにはスズのところに戻ってきて
面白いことを言ったり、体を使ってとにかく笑わせてくれました。
目に涙を浮かべたままでゲラゲラとズズが笑っていると
支援クラスのお友達も重なり合って、ブルーシートの上で
お団子のようになっていました。笑う団子状態。
母はその様子に感動していたようです。孫を頼みますトークが始まるところでした。
スズもすっかり気持ちを立て直して、無事に運動会を終えることができました。

先生とも話したのですが、
スズも最近はひとりで校庭に出て遊ぶことがあるので、
今回のようなほかの子との関わりが今後増えてくると思います。
その関わり合いが楽しいことばかりだといいのですが―
摩擦や軋轢に悩むことのほうが多いと思います。
でもそれは社会に出ていくうえで必要不可欠なこと。
学校という小さなコミュニティの中で自分の心をどうコントロールしていくか、
その術を自分なりにでも身に付けていかなければなりません。

私も登下校でスズの付き添いをしているので
たまにほかの子との関わりを見ることがあります。
保育所で一緒に過ごしてきたお友達との間に微妙な距離感を感じることも。
どの子どもにも自我が生まれる時期で
あれ、どうしてスズ君は今はクラスが違うんだろうと不思議に思うのは
避けられないことだと思います。
スズ君って○○クラスなの、ふーんってな感じで
問いかけてきた子の中に多少の含み笑いを察してしまうと、
ワタクシ、人間が出来ていないので幼い子ども相手に
そうだよ、にゃろめ~○○クラスで何が悪いと思ってしまいます。
ただ、心の中はまったく出来ていないのですが、
自分が小学校のころ、支援クラス(当時は特殊学級の呼称)があって、
そこで何が行われていて、どんな子がいたのかもよくわからないし、
ただ自分とは違う人たちがいるのだと思っていたことを思い出すようにしています。
自分だってクラスが分けられていることに対する違和は感じていたじゃないかと。
ほかの子どもとの間に立って、親としてどのようにスズのことを伝えるのか、
どうするべきか、まだ全く確立できていないのですが、
スズも○○クラスで一生懸命頑張っているよということは伝えるようにしています。
とりあえずにっこりね、にっこり笑って^^
子どもは敏感なので、私の心の底のムッは感じ取っているかも。。
自然に笑顔が出て、スズはこんな子だよ、よろしくねと
わかりやすく伝えられるようになりたいなぁと思います。

スズの学校では
支援クラスへのほかの子への出入りも
支援クラスの子どもたちの状態を鑑みながら、先生が許可を出す形で
比較的自由にしているようです。
私がいた小学校では支援クラスに遊びに行くなんて思いもよらなかったことを考えると
今は開かれているのだなぁと感じます。
朝、校庭でドッチボールをする手をとめて、
スズに駆け寄って挨拶をしてくれる子が何人かいます。
たぶんクラスに遊びに来ている子なのだと思います。
スズ君おはようと言われると、受け容れてくれる子はたくさんいるんだって、
スズだってこの学校の一員なんだって、
私とっても嬉しいのです。

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ありがとうございます。よろしくお願いします。

| 自閉症関連 | 22:08 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

感動の嵐ですにゃ。

学校行事は数あれど、成長を一番感じられるのは運動会ですよねん。
ご家族皆さん、お疲れ様でした♪

ぶつかっても傷ついても学んで乗り越えたい事があるのはどの子もどの人もも同じなのかもですねー。
自分がいて相手がいるからこその人間社会ですもの。

とはいえ、子供の率直な反応は少し怖いものがありますね。

理屈抜きにムッとするのもアリだと思いますよ。
だってムッとするんだもん。親は大人だけどそれ以前に人間だもん。
スズ君と障害は違えど、我が子も同じ支援級に通う身。
ムッとする事は多々ありますが、その都度顔に出す様にしてます。
相手にも考えて学ぶ機会をあげなくては。


なんてさりげなく正当化。 テヘ

| まいたけ。 | 2009/05/31 01:14 | URL |

まいたけ。様 こんばんはですにゃ。

深夜にコメントをいただくとなぜかうれしい私。
シャキーン ザ ナイトを見ていたら、
君が代が流れ出して少し寂しさを感じていたところだったので。
教育テレビの夜は早いです。

人間関係に悩むのは障害があるなしにかかわらず、なのでよね。
自分が小さいときに、
女の子の友達と遊んでいて、お金の貸し借りでもめたことがありました。
ムーコちゃんはお金を貸してくれないドケチとはっきりと言われて、
お昼を食べるという名目で家に泣いて帰りました。
母も私に泣きつかれて困惑していた顔をしていたのですが、
お金は貸しませんって言いに行けと
午後に家から叩きだされたのです。鬼だと思いました(笑)。
当時の子どもの話ですから、10円20円の話。
なんでお金を貸さないのかと母を恨めしく思ったものです。
でも母の言う通りに毅然として言ったらなんとかなっちゃった。
イレギュラーなことに対応する力は、母の力も借りつつ
かろうじて私にはついていたけれど
スズにはまだかなり難しく、ハードルも高いところだと思うので、
先生と相談して、まずは辛いことがあったら身近な人に
辛いって言っていいんだよというところから教えています。

まいたけ。師匠、顔に出しちゃうのもありですか。
ちょっと目から鱗。
そうか、そういうことも今後、相手のお子さんのことも慮りつつ
場合によってはありなのかもしれませんね。

さて、
前述した女の子の友達と数年後クラスが離れたのですが
風の便りで、その子が逆上がりの蹴上がりのときに
お尻から小さく空気が漏れたって聞いて
私、私…にやりとほくそ笑んでしまったのです。
私意地悪だな~。笑ってしまったことに些細な罪悪感を持っていたのですが
所詮人間だもの。と今すっきりしました。まいたけ。さんありがとう。

&ブログ、前にやっていられました?
美猫ちゃん、と暮らしていらっしゃいます?
私、お気に入りに入れているブログがあるのですが…。
まったく違う方だったら、恥ずかしい~~。
いえ差し支えがあれば、お答えになられなくてもけっこうでございます。
なんといっても、
ここでいっとき呼び捨てでお付き合いできる仲になれたのが一番ですから(笑)

| ムーコ | 2009/05/31 02:22 | URL |

おはようございます!

いまさらですが、学校って、いろんなお勉強するところなのですね。
子どもたちはもちろんのこと、先生も、親御さんも、そして、こうしてお話を聞かせていただく私も。

ありました「特別学級」。
私なんて、もう、ムーコさんの生まれる前からガッコ行ってますから、呼び方も古いです。
体育は一緒だったような思い出がありますけど、そのころ、クラスの呼び方が違っていることしかわかっていなかったと思う。
スズくーん、と朝、声をかける子どもに、私はなりたい。

& 私も、みたんです…美猫ちゃんのいるカエル好きさんのブログ。
私も、間違っていたら、どうしよう。

| 納言子 | 2009/05/31 07:49 | URL | ≫ EDIT

ガタガタガタガタ((゚д゚;))

なっなんと、ワタクシの幻のブログをご存知でしたかっ。
ありがとうございます。
今も我が家の美老猫、健在でございます。

実は、パソコンを入れ替えーの、調子悪ーいぃのしておりましたら、我がブログを見失いまして・・。
それ以来、検索するもたどり着けず更新出来ておりません。

見て下さった人がいらしたなんて嬉しゅうございます。
ありがとうございます♪♪

| まいたけ。 | 2009/05/31 21:05 | URL |

アタクシはそれはそれは意地悪な母ですから(笑)
なんでこのこなんもできないのー?バカなの?って言われた時にゃあ
「そこへ直れ!」ってやりましたよあはは。
今は笑い話ですけどね。

バカって言い方はなんじゃーからはじまり、長男はこういう子だからという説明をして、だからおばちゃん困ったりすることもあるんだ。助けてね、って言ったら急に「うん!おばちゃんありがとう!」って言ってくれました。

それからはその子はうちの長男の事を、ときどき気にかけてくれるようになりましたねー。

なのであたしは「分かりやすいように特徴を説明して、頼み込む方式」を採用しております(笑)

| すう | 2009/06/01 00:04 | URL | ≫ EDIT

納言子様 こんに…ばんはかな。

私の生まれる前からというリアルなコメントに
両、いやいやノンノン、片手を折って数えてしまいました。

ショマの学校とはまた少し違う関わりがあるので
私も日々観察、勉強です。
たとえばショマやスズと同じ年頃の子はどんなことが好きなのかなぁとか、
やっぱり私にはわからないところがあるので^^;
内に入って実際に見るのが一番参考になるかな。
今回のことはスズもね、想像の世界に入ってしまうと
(校庭で見えない敵と戦っている)
お友達の話を聞いてないんだもん。。
落ち着いて、少しでも話が聞けるようになるといいのだけど。

カエルちゃんのブログ、おんなじだ!!
美猫ちゃんだよね~~。ご本人からのお返事で確信。

| ムーコ | 2009/06/01 17:08 | URL |

まいたけ。様 ガタガタガタガタ((゚д゚;))しなくてもダイジョーブ!!

うわー美猫ちゃんブログ、ビンゴだったのですね。
うれしいにゃ ポッ。
本当に美しか猫ちゃんですよね。
何を書いたかお忘れになっているかもしれないけれど
ツマンネ のくだりは最高でした。
あと、お名前が実家で一緒に暮らしていたポメ子の愛称と同じなのです。
懐かしいわ~と思って読んでました。

URL必要ならばいつでもおっしゃってくださいね。
うちのボロ子PCが大丈夫なうちは…。

| ムーコ | 2009/06/01 17:36 | URL |

すう様

わはは、そこへ直れ! は秀逸ですね。
子どもは直球投げてくることがありますものね。
いつ喋れるようになるの?とか。
おばちゃんが聞きたいわいみたいな(笑)
でも、口真似とかで囃したてられるよりは、直接聞いてくれると
そっちのほうがずっと説明しやすいですよね。

なかなか打たれ弱いんで、すぐ私もぺちょっとなってしまうんだけども。
でも、打たれ強い人なんて最初からいないんですよね。
すうさんだって、今だからこうして
楽しいお話にして聞かせてくれるのであろうし。
学校という内に入ってしまうと見えづらいところもあるけれど、
できるときは仲立ちの手助けをしよう。
…そこへ直れってとても気に入ったので練習しよう(違

すうさん、貴重なお話ありがとうございました。

| ムーコ | 2009/06/01 17:50 | URL |














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