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生命全体がたくましくなる

リュウコメ7145 
スイカポンチのサイダー入れの順番決めは、
「もめているのなら、ジャンケンでお決めなさい。」と私が指示を出したわけではなく、
スズがじゃんけんで決めると提案して、
ショマがよしやりましょう!と提案に乗っかった形でした。
私が介入せずとも、ふたりで決めたということが頼もしくもあり、

 7/7 昨夜は実家からもらったスイカの皮でフルーツポンチを作って食べました。
    最後にサイダーを入れるのですが、お兄ちゃんと先を争って、
    二人でじゃんけんをして決める ことにしようとなったようです。
    順番決めをどうしようかと相談して二人だけでしているのを見たのは
    はじめてだったので、いいなと思いました。

翌朝のスズの連絡帳で先生に報告しました。

 7/7 学習や作業能力が急激に発達しているように思います。
    知能がというだけでなく、
    生命全体がたくましくなっているようで
    今日もプールの中で、
    強烈な放水を浴びながらもひるむことなく暴れていました。
    去年、顔に水がかかってベソをかいていた子とは思えません―。

このような返事が戻ってきて、 
自分ちの子どものことなので、
あまり褒め褒めなことを書くのはどうかなと思うけれど、
最近のスズの成長、良い意味での変わりっぷりに驚いています。
ショマのときも小学校一年生、二年生時が
変わりどきであったんだなと今思うことがあります。
今思うというのは、ショマが少しずつ蓄えてきたものが放出されていることを
私が掴んだ、実感したのがしばらく時を経てからであるからです。
実際の一、二年生時には変化を実感できなかったのだけど、
思い返すと、ショマは生活の土台をあの時期に築いたのではないかなと思うのです。
スズの場合は、今変化のときを迎えていることがリアルタイムで実感できるような、
喩えて言うなら、成長期の男子の関節がバリバリと音を立てている…かのような。
…なんか喩えおかしいかも。。
確実に変わっているということは実感していたのですが、それをうまく言い表せず、
生命全体がたくましくなっている、という先生の言葉が
私の中で非常にしっくりきて、
身近に見ている先生が思いを同じくしていることもうれしかった。

世の中、いろいろな仕組みがあって、
そのことを覚えるのだけで私たちの脳はどれだけの活動をしてんのよと思うと
気が遠くなりそうになることがあります。
夫が若かりし頃のトム・クルーズの映画『カクテル』が好きで
お付き合いで私も何度も見ています。
映画の中で
白い歯輝くトムがカクテルに添えられている傘の飾りは誰が作ったんだろう、
靴ひもの先のプラスチックカバーは誰が作ったんだろう、など思いを馳せて
恋人と話しながらいちゃいちゃいちゃ∞というシーンがあるのです。
はて、何度も見ている割にそのシーンの持つ意味を忘れた…。
忘れたけれど私も同じように、
たとえば台所にあるクリームクレンザーを手にとるとき―
このクレンザーが私の手元に届くまでに
どれだけの人の手がかかっているのかと想像するとわくわくすると同時に、
クレンザーだけでなくて、世の中にある万物すべてのものに
意味があり、いろいろなことがつながって成立しているのだということ、
それを子どもたちに伝えていくにはどうしたらいいの…と勝手に気が遠くなるのです。
教えられるのではなく、通常なら自然に覚えていく部分も多いことなのでしょうけど 
自然に覚えるというのが大変に難しい子だと思っていたので…。

最近のスズを見ていると、
まだ自分を取り巻く狭い範囲の社会の中での話ではあるけれど、
いろいろなつながりや仕組みが少しずつわかってきているなと感じます。
以前は自分にとって、父母や祖母、兄であるショマがどのような関係で
この人たち側にいるけれど一体なんで???というところがあったのですが、
それも掴んできていると思います。
家族関係の捉え方は真生親子の出現も大きかったかな。
真生親子を見ながら、自分にも当てはめて関係性をとらえていました。
ありがとう真生親子。
そして、もともと動物が好きな子だったけれど
赤ちゃんの愛姫や左馬介を見たことで生命を慈しもうという心も生まれたようです。

物事の仕組みや関係性につながりを持たせてとらえるというのは
知的面の発達の伸びも大きいのでしょう。
けれどそれだけでなく、
自分を取り巻く世界での自分の存在の位置づけや、
自分や周囲の人間が心地よくいられる振る舞い、気持ちの持ち方というものを
スズが自分がこの世界で生きていくために潜在的に持っていた力で
少しずつ獲得してきているようにも感じられるのです。
甘えっ子でまだたまにベソかきだけれど、
気持ちの切り替えも少しずつうまくなって、
冗談を言ってこちらに切り込んでくることもあります。
現実として、スズが伸びを見せることで、
表面的にはショマとの差が開くことへの難しさはあります。
ショマだとて確実に伸びている。経験として私にはわかるけれど、
そのことを周囲に訴える力はショマは弱いわけですから、
二人それぞれがお互いの良さを尊重できるような
関係性を築けるように兄弟二人の間に入ることが私の役割かなと思います。

生命がたくましくなる、抽象的な言葉だけれど
生命の芯というべきか、生命の幹というべきか、
たくましく太くお肉が付いてきてるよって最近のキミを見て母も思う。
繊細なスズは少しずつでもよりむっちりぱっつんぱっつんになるといいねって。
最近反抗期だけれど、心根が優しいショマはよりしなやかに生きる力を伸ばしてほしい。
来週スズはは今年度の松島宿泊学習へ出かけます。
去年に引き続き、キャンプファイヤーで火の精をやるということで張りきっています。
頑張ってやるぞと火の精だけに燃えているようです。
帰ってきたら、また少しむっちりしているかな。

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ありがとうございます。よろしくお願いします。

| 自閉症関連 | 15:22 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

とってもいいお話、ありがとう。

| lotta | 2009/07/10 17:30 | URL |

ムーコさんちでは教わることばかり。
ショマくんの放つきらめきは言葉だけにとどまらず生命そのものなのね…
本当に素晴らしい。

ワタクシゴトで恐縮ですが、幼い子をお預かりしてずーっとお稽古していると
何年か後、ある時ポンっと「何がが今つながった!」と感じることがあります。
コンセントが差し込まれたというか、まさにすっぽりとハマった感じ。
今までのお稽古内容が今自分の目の前にある鍵盤とつながっていることを
自分自身で理解した瞬間というのかな…
お子さんによってその年齢はまちまちですが、それを傍で見ると感動します。


ムーコさん、ショマスズブラザーズはどんどん成長していくのね!
そして…そして、母さんは置いてかれるようにオバチャンになるのよね。
大丈夫、オバチャンふたりがお付き合いしちゃうからね♪

| みゆこ | 2009/07/10 19:16 | URL | ≫ EDIT

lotta様

lottaさんありがとうございます。
先生からの連絡帳を見て、少し涙が出ました。

こちらで、
ロッタちゃんお誕生日おめでとうございます。
美しさに磨きをかけ、周囲の人を翻弄してくださいませ^^

| ムーコ | 2009/07/11 17:47 | URL |

みゆこ様

みゆこさん、どうもありがとう。
お教室での話、とても素敵ですね。
いいなぁ、みゆこさんのところでピアノ習いたいわ。
それでS.E.N.S.の曲弾くんだわい。

うちの子たちの場合、何かを掴んだにゃビビビ!ということは
少ないかもしれないけれど、
それでも確実に経験してきた点のようなことがつながって線になって、
またその線が別のところに少しずつだけどつながってという事象が
生まれているのだと思います。
ほんとにね、成長しているんですよね。
私もまだ一応成長しているのね。オバチャンに向かって。
でも若きものが成長してオバチャンになるならいいわいいわ。
ところでオバチャンふたりのうち、
もう一方は博多のN言…
あっヤバヤバ、伯方の塩の神田川ちゃん? あっ、この人オジチャンだ。

| ムーコ | 2009/07/11 18:04 | URL |

ん?

…呼んだ?

| 納言子 | 2009/07/11 19:51 | URL | ≫ EDIT

博多のN言…様

いえ、お姉さまのことは呼んでおりませんっ。

| ムーコ | 2009/07/11 21:10 | URL |














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