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発達障害擬似体験・1

先月、スズの通う小学校のPTA主催で
特別支援教育勉強会が開催されました。今回で2回目です。
初回は特別支援学級の担任の先生が講師。
ふたり、発達障害の子どもを持つ立場の親として私も少しばかり
最後に話をさせてもらったのですが…。
新しい発見をもたらしてくれる子ども達との生活は楽しいという内容に反して
大勢の人の前で話すという緊張で声ががくがくぶるぶる震えて
今、ショマスズとの暮らしの恐怖体験を語る…かのような声色に。
ああもう穴プリーズ。大至急入る穴用意してくださいという気持ちでした。
ただ、拙い話だったにかかわらず周りのお母さん方が
真剣な顔で耳を傾けてくださって(余計に緊張が増したけれど…)
そのことで胸がいっぱいになりました。

2回目の勉強会は宮城教育大学の渡辺徹教授を招いての講演でした。
発達障害児の学習方法、生活指導方法の研究が専門の先生だそうです、と
福祉ネットワークのHPで見ました。おい。
スズを迎えに行って、一旦帰宅してから出向いたので
開始時間に遅れて行ってしまったのですが、
入ってみたら教室に多くの人がいてびっくり。
保護者の方も予想以上にたくさん、
校長先生、教頭先生、支援学級担当以外の先生も多数いらしていました。
学校全体で取り組んでいるよという姿勢を見せてもらったようで
またまた胸がいっぱいに。そろそろ破裂するな。

IMG_0004-1_convert_20091203173702.jpg 
当日いただいた資料から、
発達障害とはなんぞやという話からの資料です。
簡単にいえば富士山のてっぺんが自閉症で
すそ野に広がるのが広汎性発達障害とも言えるが、
発達障害というのは多分に重なりあうところが多くて、
診断が非常に難しいものであるということ。
我が家ではショマは自閉症、スズはPDDの診断ですが
いわゆるこだわりなどはスズのほうが強いというところもあるし、
診断にこだわるよりも、その子の特性に合った対応の必要性を強く感じます。

発達障害の概念の説明では、私たちとはそう違わないところにいるよ、
特別に異質なものではないんだよという話がだいたいにして含まれます。
知ったかぶりこしてしまった^^ゞ
誰にも言えないようなこだわりが皆さんにもあるのでは? という
渡辺先生からの問いかけに、うふふふふと教室内から笑いが漏れます。
みんなあるんだ、うふふふふ。
私の場合はお手洗いのときにドアを閉められないことかな。
(ここで公開してるけど。)
ただ、外出先などではちゃんとドアを閉めることができます。
たくさんの人がいる場所でドアを開け放して座っていたら
驚かれることはわかっているから。
障害かそうでないのか境界は重なり合っていて、あいまいで
でもある種の行動が適切であるか自分で判断できない、
判断できても、その行動をしなければおさまらないというときには
障害といえるのだろうと私は解釈しています。

講演の中で発達障害の子の擬似体験をふたつ行いました。
ひとつめはお話が苦手な子の擬似体験。
教頭先生が、
キミ前に来なさいと生徒・教頭クンとして渡辺先生に指名され、
渡辺先生から渡された紙をもとにして発表を行うことになりました。
たぶん紙にはイラストが描いてあって、
そのイラストを教頭クンが言葉に直して
聴衆の私たちに伝えるということだと思います。
聞いている私たちは教頭クンの言葉をもとにして絵を描きます。

 表があります。
 その中にマルがあります、にっこり笑っているような顔を描いてください。
 三角があって、太い十字架のような絵も入れてください。
 三日月のような形とハートを描いてください。

このような話だったかと思います。
その話をもとに私が描いた絵は
IMG_0003-1_convert_20091203173641.jpg 
すごく線が曲がっていました…。
いやいやそうじゃなくて
三角や十字が顔の中に入るのかそうではないのか判断がつかない。
表ってどんな形なんだろう…。
どうしよう、三日月やハートはもう丸の中には入らないや。
言葉だけをもとにして描くとこのようになりました。

教頭クンが言葉に直してくれた元絵はこちらです。↓↓↓
IMG_0002-1_convert_20091203173617.jpg
正確にこの通りに描けた人はいましたかという渡辺先生の問いかけに
手を挙げる人はまばら。
渡辺先生に、こらっ全然伝わっていないじゃないか! と怒られる教頭クン。
いつもこんな風に伝わらない、伝わらないから怒られたりしたら
どう思いますかという渡辺先生の再度の問いかけに
とても嫌だと思います…としょんぼり答える教頭クンでした。
ひとつめはこのように、話がうまくできなくて
伝わらないもどかしさってどのようなものだろうという擬似体験でした。

一気に書きたかったのにFc2の調子がいまひとつのようです^^;
時間切れなので、続きは次回にします。

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  ありがとうございます。よろしくお願いします。

| 自閉症関連 | 07:03 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

No title

素晴らしい疑似体験ですね。
伝わらない、ということを一番苦しく思うのは本人なのに、伝わらないことで叱られるのは…うーん、辛い。
それをすごく解り易く教えて下さる渡辺教授、私も勉強させていただきました。

しかもこういう勉強会をPTAが主催してくれて、学校全体が参加してくれるというところが一番素晴らしいと思います。
ムーコさんの講演も聞きたかったな。

「2」を楽しみに待ってます。はよかいてけろ。

| みゆこ | 2009/12/04 20:34 | URL | ≫ EDIT

みゆこ様

みゆこタン、コメントありがとう。
子どもたちがどう感じているかの体験講演は何度か聞いているのですが
何度やってもなるほどなと思うところがあります。
私とみゆこさんとて見え方、聞こえ方、感じ方はおそらく異なっているわけで
(でもTKCを見て体感する世界は一緒ねi-175i-176
その人の感じ方の真実に近づくことはできないけれど
おおまかな世界を知ろうと近づく試みと
その世界にどう踏み入っていくか考えることは非常に有益であると思います。

そして、PTAが主催してくれたということ、
これについては次回でちょっと触れてみたいなと思います。
私の発表はもうエエww
ええ、洗濯モノ干してから続きを。
ええ、昨日発売の漫画本をじっくり読んでから続きを。
ええ、蕎麦打ってくれないかな。その隙に続きを。

| ムーコ | 2009/12/05 09:52 | URL |

勉強になりました

素晴らしい体験ですね。
すごく分かりやすいですね。私も、、、変な絵になっちゃいそうです。
続き。。。楽しみにしています。

| ソフィマリア | 2009/12/05 18:43 | URL | ≫ EDIT

ソフィマリア様

i-179自分では正解のイラスト
描けているんじゃないかな~なんて
ほのかな期待もあったのですが^^;
隣の方は正解に近いイラストが描けていて
すごいな~と思いました。
言葉というものが正確にすべてを再現できるわけでもない
ということも勉強できた気がします。

二番目の擬似体験もUPしました。
私はこちらのほうが
自分に置き換えてより身近に感じられました。
よかったらご覧になってみてくださいねi-179

| ムーコ | 2009/12/06 08:57 | URL |














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